カウシェ、アプリで育てた作物が自宅に届く「カウシェファーム」の狙いは？

シェア買いアプリ「カウシェ」を提供するカウシェは10月11日から、新ECアプリ「カウシェファーム」の提供を開始した。

ECアプリ内にある農園で育てたデジタルの作物が収穫後に、実物の商品として自宅に届く仕組み。顧客に「楽しさ」を感じてもらい、つい開きたくなるECアプリを目指すとしている。

コーヒー、タマネギ、ナッツ、ミニトマト、茶、コメなどの中から、好きな作物を選び、アプリ上で日々水やりをして作物を育てていく。

収穫の時期になると、育てた作物に関連した商品の「100％OFFクーポン」が発行され、これを使うと商品が自宅に届く。「友達招待」をすると、作物の成長速度が早められる水が獲得できるなど、コミュニケーションを通じた楽しさの体験も提供する。

門奈剣平社長は「当社は『つい開いてしまう楽しいアプリ』を深化させている。アプリを開いた時に偶発的に出会う商品が購入につながる。カウシェファームの機能も、こうした試みの1つ。アプリの深化は、出店者などがこれまで出会えなかった新規顧客にリーチできる場にもなる」と話している。