2020.06.05

「福島ユナイテッドFC」、選手が育てた農産物や福島の味を全国に届けるECサイトを開設

「福島ユナイテッドFC農業部公式オンラインショップ」

AC福島ユナイテッドは6月1日、プロサッカーリーグJ3に属する「福島ユナイテッドFC」の選手が育てた農産物や福島の特産品などを販売するECサイト「福島ユナイテッドFC農業部公式オンラインショップ」を開設した。福島県の生産者と全国の消費者をつなぎ、福島県産品のPR・販売活動における課題の解決を目指す。

「福島ユナイテッドFC農業部公式オンラインショップ」では、選手とスタッフが県内の農家と育成した農作物をはじめ、果物、野菜、加工品などの福島県産品を販売する。

「福島ユナイテッドFC」は、未曾有の大震災、原発事故からの復興を願い「農業部」を発足。福島を代表する農作物である桃やりんご、お米、アスパラガスなどを選手・スタッフが生育し、「福島ユナイテッドFCの農産物」として販売している。また、福島県産品のPR・販売活動も行っており、Jリーグの試合会場や街のイベント会場において、県内の農家から直接仕入れた新鮮野菜、6次化商品を販売・PRする「ふくしマルシェ」も開催している。

こうした活動において、購入者を生産者からの直接購入に誘客することを目指しているが、生産者の方で取り寄せ用のホームぺージがない、またあったとしてもそれをPRするチラシがないなどの理由で、生産者への誘客につなげることが困難だったという。「福島ユナイテッドFC農業部公式オンラインショップ」の立ち上げにより生産者と消費者のハブとなり、課題を解決できるのではとの考えから開設に至ったとしている。ECサイト開設のための資金が課題となっていたが、趣旨に賛同したSKIYAKIの協力を得て実現したという。


「福島ユナイテッドFC農業部公式オンラインショップ」

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