アクシージア、中国EC売上のみで100億円突破 増収増益で過去最高の売上・営業益に

アクシージアの2023年7月期の連結売上高は、38.0％増の113億4100万円となった。増収増益で、過去最高の売上高・営業利益を記録した。全体の売り上げのうち、中国ECが占める割合は74.5％の84億5400万円だった。
　
アクシージアの2023年7月期の日本・中国における、EC事業の売上高は、前期比38.2％増の85億4000万円となった。中国ECの売り上げが、全体の伸びをけん引したという。
　
2023年7月期の中国EC売上高は、前期比38.8％増だった。
　
中国短尺動画プラットフォーム「ドウイン」の自社店舗における売り上げが前期比3倍に拡大。中国ECの大型セールイベントも好調で、「W11（独身の日）」の売り上げは前期比23％増、「618（ロクイチハチ）」の売り上げは同40％増となった。


▲中国EC売上高推移（IR資料より抜粋）
　
日本国内の売上高は前期比で約2倍に伸びたという。
　
ユイット・ラボラトリーズを子会社化したことが寄与し、同期の日本のリテール売上が前期比225％増の7億7100万円となった。
　
日本国内のECの売上高は同社の売上高全体の0.8％に当たる8600万円だった。
　
日本国内のEC売り上げ強化のため2023年6月、子会社としてアクシージアバリュークリエイターを設立した。
　
国内でのSNS発信を強化することにより、売り上げ拡大を図るという。
　
同期の中国以外の地域売り上げは13億円となった。
　
今後も徐々に拡大させ、ビジネスリスクの分散を図っていくとしている。