2023.09.11

ユニクロ、リペアやリメイクサービスを拡充 「RE.UNIQLO STUDIO」を新たに6店舗で開始

ユニクロはこのほど、服のリペア、リメイクサービスを提供する「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」を新たに6店舗に開設する。LifeWearを長く愛用してもらうためのサービス拡大を図し、服との新しい付き合い方を提案する。

ユニクロは全商品をリサイクル、リユースする取り組み「RE.UNIQLO」を進めている。利用者が不要になった服を回収し、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて、難民キャンプなどに寄贈、あるいは新しい服の原料やエネルギー資源、資材として活用している。この取り組みを実現するため、ユニクロ製品の服のリペア、リメイクサービスを提供する「RE.UNIQLO STUDIO」を運営、服のリサイクルボックスも設置し、回収を呼びかけている。

穴修理や補修、ボタン付けなどの簡単なお直しに対応するリペアサービスは、1カ所 500円~。100種類以上のテンプレートから選べる刺繍サービスのリメイクサービスは1カ所 700円~利用できる。


▲リペアサービスの例


▲リメイクサービスの例

このほど、9月4日の「銀座店」(東京都)、「UNIQLO TOKYO」(東京都)を皮切りに、9月8日に「東急百貨店さっぽろ店」(北海道)、9月15日に「あべのキューズモール店」(大阪府)、9月19日に「浅草店」(東京都)、「御徒町店」(東京都)の6店舗に、「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」を新規開設する。東京都内では、グローバル旗艦店である「銀座店」と「UNIQLO TOKYO」に新設するほか、活気あふれる下町で、絶えず観光客で賑わう「浅草店」と「御徒町店」にも設置する。今回の新設により、すでに設置済みの店舗を含めて全9店舗でサービスを提供していく。


▲「RE.UNIQLO STUDIO」設置イメージ

「RE.UNIQLO STUDIO」で提供するサービスは、ドイツの店舗で顧客とスタッフが服のアップサイクルのワークショップを行ったことから生まれた。その後、リペアやカスタマイズサービスを加え、米国のSohoニューヨーク店、シンガポールのアン・モキ・オ店、台湾の台北店などでもスタート。8月30日現在は、英国・ロンドンのリージェントストリート店や、フランス・パリのリヴォリ店、デンマーク・コペンハーゲンのストロイエ通り店などにも拡大し、13の国と地域・25店舗に設置している。

ユニクロは、自社の服づくりのコンセプトであるLifeWearを進化させ、愛着ある服を大切に着続けていただくためのサポートを行う場として、「RE.UNIQLO STUDIO」を今後もさらに発展させていきたいとの考えを示した。






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