2023.09.10

ソフトバンクロボティクス、自動調理ロボット「CHEFFY」販売 有名店監修のラーメンを提供

ソフトバンクロボティクスは9月7日、オフィスや宿泊施設、商業施設、飲食店向けに、有名店監修のラーメンを提供する自動調理ロボット「CHEFFY(シェフィー)」の国内販売を9月7日より開始した。世界中で評価の高い日本の名店のラーメンの宿泊施設、商業施設などでの提供を可能にした。

ソフトバンクロボティクスは、ロボットソリューションのフロントランナーとして2014年いち早く人型ロボット「Pepper」を発表。清掃ロボット「Whiz」、配膳・運搬ロボット「Servi」、床洗浄ロボット「Sucrubber 50」、配膳ロボット「Keenbot」などさまざまな製品を取り扱う。

このほど、有名店監修のラーメンを提供する自動調理ロボット「CHEFFY」の国内販売を開始した。「CHEFFY」は、他の自動調理ソリューションでは実現できない、みずみずしく、熱々のラーメンを最速90秒で自動調理できるロボット。この特性を生かし、世界中で高く評価されている日本の名店のラーメンを全国の宿泊施設、商業施設、飲食店、オフィスなどで提供できる。

メニュー開発においては、「中華蕎麦 とみ田」「らぁ麺 飯田商店」などの日本を代表する有名ラーメン店11店舗が参画、ラーメンお取り寄せサイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーションの全面協力のもと“こだわりの一杯”を開発した。

【参画ラーメン店(11店舗)】


【販売中のラーメンメニュー】


【今後販売予定のラーメンメニュー】


「CHEFFY」の国内での販売開始に伴い、ぐるなびが運営する「GURUNAVI FOODHALL WYE(ぐるなびフードホールワイ)天空橋」において、「CHEFFY」の運用が開始された。「GURUNAVI FOODHALL WYE」は、「地域の食の発信 新たな『おいしい』に出会える場所。」をコンセプトとして全国各地のご当地メニューなどを提供しており、今回「CHEFFY」を導入することで、有名店監修のラーメンを新たにラインアップした。ワンストップで複数店舗の味を楽しめることから、日本人だけでなく訪日外国人観光客まで、幅広い顧客の利用に期待したいとしている。


▲「GURUNAVI FOODHALL WYE」に導入

また、ソフトバンクロボティクスが運営する、人とロボットがともに働くカジュアルダイニング「Pepper PARLOR」(東急プラザ渋谷)での運用を開始しているほか、飲食施設や宿泊施設などでの導入を予定している。

【設置施設のメリット】


「CHEFFY」を多くの人に体感してもらうため、9月13日から14日に東京ビックサイトで開催される「ラーメン産業展」にも出展する。ブースでは実機を見ながら、ラーメンを食べることができる。

ソフトバンクロボティクスは「CHEFFY」に加えて、全国の人気ラーメン店の味をそのまま味わえるラーメンお取り寄せサイト「宅麺.com」と連携し、全国約300店舗のラーメンを実店舗や冷凍自販機、ECサイトにて、日本全国へ届ける事業を進めるとしており、2023年9月中旬より、より気軽に「宅麺.com」のラーメンを体験できるよう「Pepper PARLOR」(東急プラザ渋谷)で数種類の「宅麺.com」の商品の販売を開始する。

さらにソフトバンクロボティクスは、シリコンバレーのフードテックベンチャーYo-Kai Express Inc.の日本事業におけるテクノロジーパートナーを務めており、Yo-Kai Expressのテクノロジーを活用したフードテックソリューションの販売を通し、人手不足が深刻化する飲食業界の支援に取り組んでいくとしている。





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