フューチャーショップは9月5日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」において、エキステムが提供するLINE公式アカウント拡張ツール「LOYCUS（ロイカス）」との連携を開始した。「futureshop」を利用する事業者の蓄積したデータを元にしたLINEの活用を支援する。
フューチャーショップの提供する「futureshop」は、未来に向けたコマース戦略を創造するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム。プラットフォーム自体の機能が充実しているだけでなく、他システムとも多数連携し、柔軟性や拡張性にも優れている。このほど、エキステムが提供する「「LOYCUS」との連携を開始した。
エキステムの「LOYCUS」は、LINE公式アカウントを通じたCRM施策、MA施策に幅広く対応し、LINEを最大限活かすためのLINEマーケティングツール。「LOYCUS」の活用でLINEの“友だち”とのエンゲージメントを高め、ロイヤル顧客を育成することができる。
ロイヤル顧客を育てる3大要素として「リッチ・セグメント配信」「顧客データベース」「自動化＆可視化」の実現を挙げ、「リッチ・セグメント配信」では、蓄積したデータと豊富な絞り込み機能により、LINEの友だち1人ひとりに向けた特別なメッセージを自動で配信ができる。
▲ロイヤル顧客を育てる3大要素を実現「顧客データベース」では、ポイント有効期限や会員ステージなど、「futureshop」の顧客情報を自動で取得。LINE友だちの行動データだけでなく、外部連携データやカスタマー対応データなど、すべてのデータをLINEに集めて活用することができる。「自動化＆可視化」においては、配信の自動化はもちろん、行動トリガーや対応アクションも全て自動化が可能という特徴を備える。
さらにISO/ISEC27001（情報セキュリティ）認証企業であり、徹底したセキュリティ体制の維持と向上に努めているほか、LINE公式アカウント「Green badge Advanced」を保持するカスタマーサクセスチームが活用をサポートするなど、安心して利用してもらうための体制を整備。実際に導入したD2Cフェムケアブランドの客単価が237％増加、D2C PCサプライメーカーではLINE経由の売上が187％増加するなどの成果を得ている。
フューチャーショップは、今後もEC支援事業者とのパートナーシップを強化し、Eコマース事業の成長のためにEC事業者と伴走するとしている。
