2023.09.05

EC構築パッケージ「SI Web Shopping」、最新版をリリース 「ペイディ」連携とGPT活用のAI機能を実装

システムインテグレータは9月1日、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」において、最新バージョン「SI Web Shopping V12.15」をリリースした。最新バージョンでは、あと払いサービス「ペイディ」とのサービス連携による新たな決済手段の提供を開始するとともに、商品登録にGPTを活用したAI機能を実装した。

システムインテグレータの提供する「SI Web Shopping」は、1996年に日本で初めて販売されたECサイト構築パッケージ。25年以上にわたり、1100を超えるサイト構築に採用されている。時代のニーズに合わせて機能改良を続けており、幅広いサービスとの連携と柔軟なカスタマイズ性、大規模サイトも運用できる安定性、堅牢なセキュリティで、拡大を続ける日本のECビジネスを支えている。このほど、最新バージョン「SI Web Shopping V12.15」をリリースした。

本バージョンより、「ペイディ」のあと払い決済を標準の決済手段として提供する。これによりEC事業者は、カスタマイズの必要なくあと払い決済の導入が可能になる。

「ペイディ」は、Paidy社が提供するあと払いサービスで、ユーザーはスマートフォンひとつで、1カ月間にECサイトで利用した買い物料金をまとめて翌月に支払う「あと払い」を利用できる。さらに本人確認を実施すると、分割手数料無料で3回もしくは6回、12回に分けてあと払いができる「3・6・12回あと払い」も利用可能だ。


▲あと払い「ペイディ」と連携

オンラインで簡単にあと払い決済ができるという高い利便性により、価格に起因するカゴ落ちの防止、新規顧客の獲得や顧客単価の向上など、EC事業者の売上アップにつながる効果が期待できる。

さらに本バージョンでは、商品登録機能にChatGPT APIを使ったAI機能を搭載。AIに対してECサイトでの販売において有効なプロンプトを実行し、商品名の情報からオリジナリティがあり顧客の関心を引く商品説明文や、適切な検索ワード・カテゴリが自動的に生成・選択する。

ChatGPT APIの活用により、商品情報を画面のボタンクリックだけで生成できるため、誰でも簡単に商品登録ができ、商品管理の業務効率が大幅に向上する。ECサイト運営担当者の負担を軽減することにより、売上向上のための施策に注力できる時間が増え、ECビジネスの発展促進が期待できるとしている


▲GPTを使ったAI機能で商品登録業務を大幅に効率化

「SI Web Shopping」では積極的にサービスの幅を拡大しており、「ペイディ」のほか「GMOペイメントゲートウェイとの連携も決定している。また、CMSオプションにおいても、ChatGPT APIの活用によるランディングページ生成の可否を検証中としている。今後も外部サービスとの連携やAIを活用した機能強化により、ビジネス発展への貢献に努めていく考えを示した。




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