2023.09.04

デジタルガレージと東急カード、B2B決済サービスを提供 中小事業者の資金繰りを支援

デジタルガレージと東急カードは8月31日、東急カードのビジネスカード会員向けに、B2B決済サービス「DGFT請求書カード払いfor TOKYU CARD」の提供を開始した。カード払いで支払い期日を繰延し、中小事業者の資金繰りと業務効率化を支援する。

デジタルガレージは、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を掲げ、2022年11月からは「DGFT請求書カード払い」を開始。各金融機関との決済事業のさらなる拡大、フィンテックサービスの拡大を進めてきた。

このほど、デジタルガレージと東急カードは、東急カードのビジネスカードを利用する顧客を対象に、銀行振込の請求書をカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B向け決済サービス「DGFT請求書カード払いfor TOKYU CARD」の提供を開始した。

東急カードは、ビジネスカード会員や加盟店取引先にむけて、企業の成長を支えるサービスを拡充し、東急グループの唯一の決済事業者として、東急グループ各社と顧客を繋ぐ存在として取り組みを推進している。

「DGFT請求書カード払いfor TOKYU CARD」は、取引先(請求書の発行元)がカード決済に対応していない場合でも利用が可能。クレジットカード決済にした場合、実質的な支払い期日を約40日程度繰延することが可能(月末支払い期限の請求書の場合)で、突発的な資金調達など中小事業者の資金繰りをサポートする。


▲実質的な支払い期日を約40日程度繰延することが可能

利用登録は無料で、手数料は業界水準の3.00%。利用申請(取引先/請求書の登録など)は、「お客様専用ページ」上から行うことができる。

デジタルガレージと東急カードは、「DGFT請求書カード払いfor TOKYU CARD」の提供を通じて、東急線沿線の中小事業者を中心とした東急カードのビジネスカード利用者に向け、資金繰りや業務効率化、集客・売上向上に寄与する考えを示した。さらに継続的に、加盟店やカード会員を対象とした新たなサービスを両社で展開するとしている。




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