2023.05.31

JAL、産地直送EC「SORAKARA OTODOKE」開設 空輸便による「プレミアム配送」も提供

JALは5月30日、総合オンラインショッピングモール「JAL Mall」において、全国の生産者が旬の食材を出品でき、畑や港から購入者の自宅まで、直接かつスピーディーに食材を届ける産地直送オンラインショップ「SORAKARA OTODOKE」をオープンした。より多くの生産者と消費者を直接つなぎ、地域活性化やフードロス削減への貢献を図る。

JALが提供を開始した「SORAKARA OTODOKE」は、全国の生産者が旬の食材を出品できる産地直送オンラインショップ。マッチングプラットフォームを採用しているため、生産者は約3000万人のJALマイレージ会員をはじめ、多くの消費者へ、こだわりの旬の食材をいつでも直接販売できる。一方、購入者は産地直送の食材を自宅にいながら受け取ることができる。

宅配サービスに加え、配送設定日に朝どれ食材がその日のうちに届く、JALの空輸便を活用した配送サービス「プレミアム配送」も提供する。トウモロコシやイチゴなどとれたてがおいしい旬の食材を、より早く、新鮮に購入者のもとに届ける。「プレミアム配送」の対象地域は、現在東京都の大田区、品川区、目黒区、港区、中央区、江東区で、配送エリアは今後順次拡大の予定としている。

総合オンラインショッピングモール「JAL Mall」内にて展開するため、「SORAKARA OTODOKE」で購入の際には、マイルが貯まるのはもちろん、1000マイル単位で1000ポイント単位に交換できる「JALお買い物ポイント」も利用可能という特徴も備える。さらに今後は、現地でしか味わえなかった朝どれ鮮魚や作り立てスイーツなど、商品のラインナップの拡大を図るとしている。

JALは、「ローリングプラン2023」で掲げているESG戦略のもと、貨物郵便事業において地域産品の取り扱い拡大を推進しており、産直アンテナショップ「SORAKARA OTODOKE」を運営してきた。より多くの生産者と消費者を直接つなぐオンラインショップもオープンすることで、地域産品の魅力をさらに広めることを通し、地域活性化やフードロス削減、物流の2024年問題などの社会課題解決にも取り組んでいく考えを示した。




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