2023.04.28

「Bカート」、データ連携を拡張する「CData Drivers for Bcart」登場 基幹システムやCRMツールとの連携の課題を解決

Dai(ダイ)は4月20日、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービス「Bカート」において、CData Software Japan社が提供する「CData Drivers for Bcart」との連携を開始した。これにより、150種類以上の外部サービスとBカートをノーコードでシームレスに連携させることができる。Bカートと基幹システム・CRM間の業務自動化など、多様なデータ連携を実現する。

Daiの提供する「Bカート」は、これまで手動・アナログベースで行っていたBtoBの受発注業務をSaaS(クラウドサービス)上でデジタル化・効率化するサービス。このほど、Bカートと他のSaaSや基幹システム間のデータ連携の課題を解決すべく、CData Software Japanの「CData Drivers for Bcart」との連携を開始した。

「Bカート」ユーザーは、「CData Drivers for Bcart」を利用することで、受発注、在庫、顧客データを含む「Bカート」のあらゆるデータをPower BI、Tableau、GoogleスプレッドシートといったおなじみのBIおよび帳票ツール、またAppSheet、PowerAppsといったノーコード・ローコードツールから直接利用可能。「Bカート」データの分析やダッシュボード化、受発注データを使ったアプリ作成などが手軽に実現できる。上記以外にも、150種類を超える国内外のツールで動作検証をしている。



JDBC、ODBC、ADO.NET、Pythonの標準接続テクノロジーに加え、Power BI、Tableau、Excel、SSIS、PowerShell向けカスタムコネクタを備え、在庫、顧客、受発注などBカートの主要なデータに対応。その他、標準SQL で読み書き双方向(CRUD)に対応、ユーザー定義のカスタム項目もドライバーが自動検知、お好みのBI ツール、Excel、ETLツールからAPIコーディングなしで利用可能などの特徴を備える。



「Bカート」のユーザーは、B2B連携ツールの「CData Arc」で「Bcart Driver」を使うことで、カスタム基幹システム、SAPやDynamicsなどのERP、Salesforce、PCA 商魂商管、kintoneなどのCRMとBカート受注データをノーコードでシームレスに連携し、自動化を実現できる。「ASTERIA Warp」や「DataSpider」などのデータ連携ツールからも、「Bcart Driver」をコネクタとして利用可能だ。



受発注システム以外にも、企業ではCRM、会計ツール、MA、グループウェアなどさまざまな分野でSaaS導入が進んでいる。一方で、それらのシステム間の複数回にわたる手動コピー&ペーストやCSVでの連携は負担であるばかりでなく、転記ミスを発生するリスクがあり、サービス間・基幹システムとの間をデータ連携で自動化することが求められいる。。

「Bカート」では以前より、APIを完全無料で公開することで、さまざまなシステムとの自動連携のニーズに応えてきた。しかし中小企業におけるAPI連携の自前実装は難しく、外部ベンダーに連携を依頼するとなるとコストが大きいことから、APIを用いた各種サービスとの自動連携を断念するユーザーさまも多くいたとし、今回の「CData Drivers for Bcart」との連携により、「Bカート」と基幹システム・CRMとの受注データ連携の課題解決を図った。




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