2023.04.24

食品ロスを防ぐサブスク「ロスゼロ不定期便」、累計20万点・50トン超の食品ロス削減に成功

ロスゼロは4月20日、もったいない食品を活かすサブスクリプションサービス「ロスゼロ不定期便」が、累計約20万点・約50トンの食品を消費者に届け、廃棄することなく活かすことができたと発表した。経済効果としても、約1億円相当の食品が再び価値を見出された。

ロスゼロの提供する「ロスゼロ不定期便」は、「食品ロスを防ぐ福袋」が届くサブスクリプションサービス。「いつ、何が、どれだけ発生するのか分からない」という食品ロスの特色をポジティブに活かし、「何が送られてくるかわからないワクワク福袋」の感覚でユーザーに楽しんでもらえる定期購入サービスとなる。2カ月に1回、余剰分の食品が多く発生したタイミングでロスゼロからユーザーへ発送するという特徴も備える。



想いのこもった美味しい食品を最後まで食べてほしい「食品メーカー」と、お得に美味しく社会貢献がしたい「ユーザー」、そして地球環境まで、皆がハッピーになる消費スタイルを実現し、2022年12月には「日本サブスクリプションビジネス大賞2022」にて特別賞を受賞している。このほど、「ロスゼロ不定期便」による食品ロス削減効果を公開した。

「食品ロス」とは、本来食べられるのにもかかわらず捨てられる食品であり、日本の食品ロスは年間522万トン発生している(R2農水省推計)。この数字は、日本国民が毎日茶碗1杯分のご飯を廃棄しているのに相当する。年間522万トンの食品ロスのうち、約53%が主に製造・流通段階で発生する事業系食品ロスとされている。



「ロスゼロ不定期便」は、消費者の手元に届くことなく事業者間で余剰になる食品をユーザーにつなぐことで、毎月約5トンの食品ロスを削減(2023年4月現在)しており、サービス開始から1年4か月で届けた約20万点・約50トンの食品ロス削減に成功した。約1億円相当の食品が廃棄されることなく、再び価値を見出され社会に活かされたことになる。




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