2020.05.20

数値で見る「宅飲み」急増

コロナ禍における、大手ECモールにおける商品ジャンルの閲覧数の伸びを調査したリリースを見かけました。調査結果によると、2月1日~4月14日の間に最も伸び率が高かったのは、ウォッカ。なんと10倍以上に伸長したそうです。次いで、マスクフィルター(約9倍)、3位がトイレットペーパーでした。4位は携帯ゲームで、5位はベビー体温計ということでした。

マスクフィルターやトイレットペーパーといった生活必需品を抑えて、ウォッカが一位。驚きました。勝手な想像ですが、テレワークに突入し、居酒屋も休業で行けなくなった会社員の男性が、自宅での癒やしをアルコールに求めている……そんな気がしてなりません。気の置けない仲間や店の主人と、居酒屋のカウンターで飲み交わしていたころを思い返していることでしょう。

コロナ禍に突入してから、私も自宅での過ごし方が変わりました。今までは読まなかった作家の本を読むようになったり、録りためたテレビドラマを一気に観たり、漬け物づくりに手を出してみたりと、いろいろです。

ただ、用事で外に出掛けるとき、夕闇ごろは飲食店のシャッターが目立ち、寂しさを感じます。行きつけの居酒屋の、80代以上の年齢に見えるご主人は、いまも元気でお過ごしだろうかと、気になっています。半年通い、ご主人が私の顔を覚えてくれるようになった矢先、コロナ禍に突入してしまいました。

営業自粛の影響により、著しく赤字となってしまった事業者も相次いでおり、報道を見るたびに焦ります。
多くの件で緊急事態が解除され、ようやく出口が見えてきた昨今、東京の解除も待ち遠しいです。

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