2020.05.19

通販の広告効果測定は終わりがない

レシピサイトの資格の広告

ネット上の膨大な数の広告枠の中で、ベストな配信先というのはどうすれば見つかるのでしょうか。

私は健康食品のECの担当記者です。健康食品や化粧品の単品リピートECでは、いかに効率的にウェブ広告を打って新規顧客を刈り取るか、が重要だとよく言われます。

私は、リピート通販の各社がウェブ上のどこに広告を打っているかに強い関心を持っています。そのため、ウェブ上での情報収集の一環として、ヤフーやフェイスブックなど、さまざまな情報プラットフォームに掲載されている広告を、日々チェックするようにしています。

私は料理をするので、レシピサイトをよく見ます。レシピサイトにも、成人女性をターゲットにしたと思われる広告が多数掲載されています。化粧品や健康食品、洋服、子供用の学習塾、料理関係の資格取得のための通信教育といった商品の広告が掲載されています。

見ていると、広告の配信先が、アプリなのか、ブラウザで見るサイトなのかによって、小さなスマホの画面上でも、広告が表示される位置が異なる音に気付きます。

アプリに広告を掲載する場合、アプリ運営者の意図した位置やタイミングで、広告を表示できます。「買って買って」という訴求もあまり強くありません。アプリの広告に不快感を覚えることが少ないのはそのためかもしれません。

このように、ネット上には数えきれないくらい広告枠があります。どんな媒体のどんな位置に、どんな人に対して広告を配信すれば、不快感を与えず、効率的に潜在顧客にリーチできるのでしょうか。通販会社や広告代理店のABテストは尽きることはないのだろうと感じます。

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