2023.03.17

腕時計のnanaple、SOYジャンル賞受賞も大賞逃し悔しさ隠せず 来年こそは壇上でスピーチを 

受賞はしたものの悔しそうな様子の吉川睦希マネージャー(写真右)

ECを中心に腕時計を販売するnanaple(ななぷれ)は楽天SOY2022で、腕時計のジャンル賞を受賞した。EC事業を担当する吉川睦希マネージャーは受賞した感想について、「悔しくて崩れ落ちた」と話す。昨年は受賞を逃し、「今年こそは大賞を」と臨んだ1年だっただけに、受賞はしたものの「悔しい結果」だったようだ。

同社は過去に8回、楽天SOYの腕時計ジャンル賞を受賞している。内4回は大賞。"SOY常連企業"とも言える企業だ。「コロナで腕時計市場が縮小し、競合が苦しんでいるという話を耳にしていた。そんな中、当社では、楽天市場において、前年比10%以上の増収を達成できていた。大賞の手応えは感じていた」(同)と話す。

「今年は、一時的に赤字となるリスクも負いつつ、今までにない施策も行った。高価格帯の在庫を増やすなど、ニーズの変化にも対応できていたと思う」(同)と言う。

ジャンル賞の大賞受賞者は、壇上でコメントを行う。吉川氏はコメントも準備していたという。「担当になってからの受賞式はすべてオンラインだったので、壇上でスピーチをしたことがなかった。本番で緊張しないように、何を話すかは考えていた」(同)と話す。それなのに、大賞を逃してしまい、膝から崩れ落ちてしまったのだという。


▲大賞表彰の後ろで悔しそうな様子の吉川睦希マネージャー(写真左)

「大賞は逃したが、そこに向かって1年間頑張ったという経験は残った。これまでにない施策を実施したこともあり、市場を生き抜く光明も見えている。連続受賞は簡単ではないが、来年こそは壇上でスピーチできるよう、今年も頑張っていきたい」(同)と意気込んでいる。





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