アイスタイル、中間期のEC売上は13％増の53億円 半期として過去最高を達成

アイスタイルの2022年7‐12月期（中間期）の連結売上高は、中間期として過去最高の204億円で着地した。前年同期比19.0％の増収だった。EC事業や実店舗事業からなる「Beauty Service（ビューティーサービス）事業」が業績をけん引した。EC事業は、イベント「＠cosme BEAUTY DAY（アットコスメビューティーデー）」が成功し、前年同期比13.2％増の53億2600万円となった。

同社は美容系総合サイト「＠cosme（アットコスメ）」を運営しており、月間ユニークユーザーは1650万人。同サイトに投稿された美容商品に関する口コミ数は、1810万件となっている。

同社の化粧品ECサイト「＠cosme SHOPPING（アットコスメショッピング）」の取扱商品数は4万6000件。「＠cosme」と連携している。

ECでは、獲得した新規ユーザーをロイヤルカスタマー化し、イベントを起点に、売り上げ水準を向上させているという。

「Beauty Service」事業全体の2022年7‐12月期の売上高は、135億2000万円。ECだけでなく、店舗も、前年同期比40.0%増と2桁増収を記録した。

2022年6月期に6億3300万円の赤字となっていた連結営業利益は、こうした増収などが要因となり、2億5400万円の黒字で着地したという。