2023.01.09

【新春インタビュー】アクシージア 張輝常務取締役「売上高は61億円 中国EC市場で増収・増益継続」

アクシージア 常務取締役 張輝氏


高価格帯の化粧品・サプリメントを展開するアクシージアは、中国で高い人気・知名度を獲得しており、中国ECの売上高が、同社の連結売上高の約7割を占めているという。同社の2022年7月期のEC売り上げは、61億7800万円だった。中国のロックダウンや規制強化といった逆風にも関わらず、増収増益を続ける同社の常務取締役・張輝氏に中国市場について話を聞いた。



――貴社の業績は?

上海ロックダウンや中国各種規制強化による逆風に負けず、増収増益を継続している。

アクシージアの22年7月期の連結売上高は、前期比42.0%増の82億1500万円となった。当社の主戦場である中国EC市場においては、上海ロックダウンや、規制の強化などの逆風があったが、期初予想を上回る、過去最高の業績で着地した。

2022年7月期の営業利益は、前期比18.1%増の16億3300万円、営業利益率は前期比4.0ポイント減の19.9%。当期純利益は同28.6%増の11億1600万円となった。

同期の中国ECの売上高は、前期比49.0%増の60億8800万円となった。

――成長の要因は?

中国市場での「認知度」がさらに拡大したことが、成長の要因だと考えている。認知拡大に向け、何年もかけて行ってきた「積み重ね」が、大型商戦などでの成果につながっている。

コンテンツの内容や露出度が、ブランドイメージを決定する。ライブ配信を行うことにより、売り上げを作っている。

――中国ECでの主要顧客は?


18歳~35歳が最も多い。中国では若者に大きな購買力がある。消費の中心である世代にしっかりリーチできている。

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