2022.11.01

iKala Japan、伊藤忠商事とパートナー契約を締結 台湾へのEC販売支援サービスを提供

越境EC・ECフルフィルと2つのプランを提供

AI分析を通じたインフルエンサーマーケティングプラットフォームを提供するiKala Interactive Media Inc.(台湾)の日本法人iKala Japan(アイカラ ジャパン)は10月31日、伊藤忠商事とパートナー契約を締結した。これにより伊藤忠商事、並びに同社の台湾現地法人である台灣伊藤忠股份有限公司(以下:台湾伊藤忠)とともに、日本企業に対する台湾へのEC販売支援サービスを提供する。台湾へのEC販売における初期検討から実行までをサポートする。

iKala Interactive Media Inc.が提供する「KOL Radar(ケーオーエルレーダー)」は、台湾で最大の導入実績を誇るインフルエンサーマーケティングプラットフォーム。独自のAI技術とビッグデータを活用し、「Facebook」「YouTube」「Instagram」「TikTok」のKOL(キーオピニオンリーダー)データ、フィルター、データトラッキング、効果分析などをワンストップで解析できる。

インフルエンサーデータおよび1億件以上のコンテンツデータを保有しており、これらを活用して企業の届けたい商品やサービスとの「相性」をデータ化。定量的にインフルエンサーを導き出すことで、ネットマーケティングを行いたいD2C企業に最適なインフルエンサーを提案し、両者を結びつけることができる。

このほど、iKala Japan(アイカラ ジャパン)は、台湾伊藤忠を通じて伊藤忠商事とのパートナー契約を締結し、顧客の状況に応じた台湾EC販売を総合的かつ段階的に構築支援するサービスの提供を開始した。日本企業の顧客ニーズに合わせ、「越境ECプラン(日本出荷モデル)」と、「ECフルフィルプラン(台湾出荷モデル)」の2つのプランを提供し、台湾へのEC販売における初期検討から実行までを支援する。

「越境ECプラン(日本出荷モデル)」は、日本に在庫を置き、ECサイトを介した注文ごとに台湾の消費者へ配送するモデル。日本にすでにECサイトがある場合は、台湾の大手ECプラットフォームとのサービスを連携することで、気軽に台湾へ越境EC販売を行うことができる。台湾消費者からの問い合わせや通関対応に関しても台湾のECベンダーにてサポートする。

一方「ECフルフィルプラン(台湾出荷モデル)」は、台湾に在庫を置き、ECサイトからの注文を受けてすぐに台湾消費者に配送することができるモデルとなる。台湾内での返品交換対応が必要となる場合に適している。台湾におけるプロモーション、物流、コンタクトセンター等、台湾で販売する上で必要となる機能を総合的に支援する。

両社は今回の提携とサービス提供を通じ、日本企業への台湾EC販売支援を一段と加速させていくとしている。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事