クリーマは9月30日、ハンドメイドマーケットプレイス「Creema（クリーマ）」において、tensoが運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee（バイイー） 」を導入した。世界118カ国/エリアのユーザーへシームレスな配送を実現し、海外販路の拡大を図った。
クリーマの提供する「Creema」は、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイス。「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指し、2010年にサービスを開始。現在では、約24万人のクリエイターによる1400万点以上のオリジナル作品が出品され、その流通総額は160億円を上回る。
2016年には、中国語版「Creema」のサービス展開をスタートするとともに、2017年、2019年にクラフトイベント「Creema Craft Party（クリーマクラフトパーティ） in台灣」を開催するなど、ものづくりに情熱をかたむけるクリエイターの活動を世界に広げ、アジア最大のグローバルマーケットプレイスへと成長を続けてきた。
このほど、海外ユーザーの決済や商品の海外配送の手配をサポートする「Buyee」の導入を実施した。tensoが運営する「Buyee」は、海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、一括で世界118ヶ国/エリアに販売が可能となる外向け購入サポートサービス。今回の導入により、「Creema」に出品するクリエイターは、追加の費用の必要なく、これまで同様の取引フローにより海外在住のユーザーへ作品を届けることが可能となった。
自社サービスを展開する中国語圏のみならず、世界118カ国/エリアのユーザーに向けた販売を実現することで、クリエイターの活動をさらに広げるとともに、海外販路の拡大を目指す。
クリーマは、日本の素晴らしいものづくり「ハンドメイドインジャパン」を世界へ発信するとともに、優れた感性と技術を持つ作り手に、国境を越えた活躍機会と良き繋がりを提供していく考えを示した。
