2022.09.30

配送プラットフォーム「CREW Express」のAzit、クイックコマースのWolt Japanと提携 D2Cフードデリバリーを支援

ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express(クルーエクスプレス)」を運営するAzitはこのほど、Wolt Japanと事業提携し、D2Cフードデリバリー支援を拡大すると発表した。「CREW Express」と、Wolt Japanの運営する法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」をAPI連携し、質の高い配送を実現する。

Azitの運営する「CREW Expres」は、リアルタイムでの位置情報を元に、AIが配達パートナーの獲得から稼働管理までを行うことで、低単価の配送を実現するラストワンマイル配送プラットフォーム。配送管理システムにより、自社配送員の配送管理コスト削減及び、配送効率改善を実施することで、クライアント事業の売上向上とコスト削減を支援する。

Azitは2022年秋、法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」を運営するWolt Japanとの事業提携をスタートした。

Wolt Japanが提供する「Wolt Drive」は、法人向けの「サービスとしてのデリバリー」。このサービスを利用する企業は、WoltのアプリやWebサイトに店舗ページを開設することなく、Woltの配達システムを活用できる。連携方法は、Web上で配送サービスを依頼できる「Drive UI」(Wolt Driveの専用管理ポータル)と、企業のオウンドサイトとシームレスな連携が可能な「Drive API」(API連携)の2種類を用意。複数のECラットフォームとの「Wolt Drive」プラグイン開発も開始しており、一般ユーザーがオンラインショッピングの際に、購入した商品をもっとも早く受け取ることができる配送方法として「Wolt Drive」を選択することができるようになる。

今回の事業提携により、Azitの「CREW Express」とWoltの「Wolt Drive」は、API連携を通して配達パートナーのマッチングを実施。本今回の取り組みを通して、Woltの配達地域である全国24都道府県41エリアにて、配達パートナーによる質の高い配送を実現する。

これにより「Wolt Drive」は配送ネットワークの質と量が向上。ビジネス規模に関わらず、多くの飲食店が自社配送の仕組みを容易に構築可能にすることでD2Cフードデリバリーの支援拡大を図る。




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