2022.07.20

「ebisumart」、越境EC対応サービス「WorldShopping BIZ」と標準連携 海外販売支援を強化、「ebisumart zero」も

インターファクトリーは7月13日、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」および「ebisumart zero(エビスマート ゼロ)」において、ジグザグが提供する越境EC対応サービス「WorldShopping BIZ(ワールドショッピング ビズ)」とのシステム標準連携を開始した。これにより「ebisumart」「ebisumart zero」を利用する事業者は、導入費用・月額費用0円で「WorldShopping BIZ for ebisumart」を利用でき、越境ECサイトの容易な運営が可能になる。事業者のグローバル化を支援する。

インターファクトリーの提供する「ebisumart」は、ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備え、最新・最適化されたECサイトを構築できるクラウドコマースプラットフォーム。「事業フェーズに合わせて機能拡張させたい」というスモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero」とともに、多くのEC事業者の支持を得ている。

一方、ジグザグの「WorldShopping BIZ」は、海外販売を始めたい事業者に向け、多言語対応・海外決済・海外配送までを一気通貫で提供する越境EC対応サービス。このほど両者はシステム標準連携を開始し、「WorldShopping BIZ」と同サービス内容の「WorldShopping BIZ for ebisumart」をリリースした。

「ebisumart」および「ebisumart zero」を利用するEC事業者は、「WorldShopping BIZ for ebisumart」を利用することで、越境ECサイトを立ち上げる際に必要な決済方法の選定、配送整備、多言語カスタマーサポートなどを自社で準備することなく、国内ECサイト運営と同様のオペレーションで越境ECサイトを運営することができる。


▲連携イメージ

「ebisumart」および「ebisumart zero」の標準機能として提供するため、両サービスの利用事業者は、導入費用・月額費用無料、最低契約期間なしで「WorldShopping BIZ for ebisumart」を利用できる。申し込みの後、「WorldShopping BIZ」の審査に通過すればすぐに利用することが可能だ。

新型コロナウイルス感染症拡大により、訪日外国人の減少からインバウンド需要が落ち込み、EC事業者にとって越境ECサイトの重要性が増している。さらに昨今の急激な円安により、海外からの日本製品に対する需要は高まっており、越境ECへの進出は早急に対応しなければならない課題の1つとなっている。

このような状況を踏まえインターファクトリーは、海外販売を始めたいすべてのEC事業者に対し、多言語対応・海外決済・海外配送までを⼀気通貫で提供するべく、「WorldShopping BIZ」とのシステム標準連携の開始に至ったとしている。「ebisumart」および「ebisumart zero」を利用するEC事業者のグローバル化、および今後国内EC・越境EC事業を強化するEC事業者の事業を支援する考えを示した。

これに伴い、インターファクトリーとジグザグは7月21日、ECサイトの海外展開を検討するEC事業者向けの無料Webセミナーを共催する。「越境ECの最新事情~今取り組むべきウェブインバウンド施策とは?~」と題し、主にこれから海外展開を検討、または越境ECの成果をさらに伸ばしたいと考えている事業者を対象に、越境ECの現状、成功のポイントについてパネルセッション形式で解説する。

同セミナーは、7月21日の14時より開催。参加費は無料で、専用の登録ページで申し込みを受け付けている。




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