スポーツ関連グッズやイベント・アーティストグッズの制作を手掛けるスペースエイジは5月16日、「ドラゴンクエストウォーク×パ・リーグ6球団」コラボグッズを、自社ECサイトなどで発売した。Tシャツやタオル、缶バッジなどをひとまず先行発売。今後もコラボグッズの商品ラインアップを拡充していくという。
商品には、スマホアプリ「ドラゴンクエストウォーク」に登場するモンスターが描かれている。モンスターは各球団が選定したという。東北楽天ゴールデンイーグルスは、モンスター「ゴールデンゴーレム」とコラボするなど、チーム名やカラーにちなんだモンスターになっているようだ。
同社ではこれまでも、プロ野球と人気コンテンツのコラボ商品を多数展開してきた。「プロ野球グッズの展開を始めたのは、15年頃から。12球団セットや、セ・パの6球団セットでの販売が多い」(営業企画3部 宮地寿幸氏)と話す。
▲プロ野球と人気コンテンツのコラボ商品を多数展開コラボ商品を発売にするには、各球団やコラボ先とやりとりをする必要があり、情報解禁のルール設定など、苦労も多いという。「コラボ商品を作りたくても、なかなかできないこともある。企画案から発売まで数年かかったものもあった」(同)と話す。
コラボ商品のほとんどは、ECでの受注販売となっている。「ECサイトへの流入は、各球団の公式サイトや、コラボサイトからの流入が多い。ドラゴンクエストウォークでは、特設サイトが開設されているため、そこから流入した人が、購入してくれている」(同)と言う。
ECサイトや、SNSの発信にも、規定は多いという。「各球団やコラボ先の監修が必要になるため、何でも自由に発信できるわけではい。規定の中で、どれだけおもしろい発信ができるかが、腕の見せ所だ」(同)と話す。
「まだ公表はできないが、今年は人気コンテンツとのコラボも決まっている。今後もファングッズの観点から、プロ野球を盛り上げていきたい」(同)と話している。
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