2020.04.14

スタージョイナス、新規顧客の増加とCVR6倍を一気に実現 秘訣は2サービス一括導入

スタージョイナス 経営企画室 EC運営 マネージャー 林大貴 氏(写真左)とpopIn Eコマースソリューション事業部 部長 吉岡真宏 氏


popInとマーケ、CVR改善に着手


――どのようにコンテンツマーケティングを強化しているのですか?

林:popInのアドネットワークでコンテンツを生かした集客に取り組み、画像認識AIサービスを導入することで新規ユーザーのコンバージョン率の改善にも取り組んでいます。両方とも成果を出せています。

吉岡:EC向け画像認識AIサービス「popIn Action」とネイティブアドネットワーク「popIn Discovery」をセットで導入していただきました。4サイトに「popIn Action」を導入していただいていますが、その利用料はいただいていません。コンテンツマーケティングの一環として「popIn Discovery」で一定量の広告出稿をお約束していただく代わりに、「popIn Action」は無償で提供しています。2つのサービスを導入していただくことで、お得に導入でき、さらに2つのサービスとも成果につながっています。

林:「popIn Action」は昨年11月に導入しました。「UNDEFEATED」「FIGURE」「IN THE HOUSE」へ先に導入し、「BAIT」はサイト開設後すぐに導入しました。当社としてもとても良い形で導入できました。「popIn Action」の話を聞いて、興味は湧きましたが、実際サービスを導入してみないと、どのくらい効果が出るか分かりません。費用対効果が説明できないと新しいツールを導入するための社内稟議も通しにくくなります。今回は既存の広告予算の一部を「popIn Discovery」に振り分けて活用し、「popIn Action」は無料で導入させていただきました。新規獲得が期待できるプロモーションを実施でき、新しいツールも導入できる形でしたので、社内稟議もすんなり通すことができました。

吉岡:ツールだけを導入する場合、新たなマーケティング予算を捻出することになるので、予算の確保が難しいと言われることがあります。スタージョイナスさまにご提案したプランだと、広告出稿料とツール利用料と2つのコストが1つにまとまり、お得にご利用できます。さらに本来、稟議を2つ通さなくてはいけないケースですが、1つの稟議で完結できる点もご担当者さまに喜ばれています。

スタージョイナスさまも提案してから、「やります」と言っていただくまで早かったです。コンテンツマーケティングに力を入れており、サイトのUI/UXも改善したいというニーズがありましたので、タイミングも良かったと思います。「popIn Action」は、先に3サイトへ導入していただき、追加で1サイトに導入しました。追加導入の際も、「その分の広告予算を少し増やしてください」というコミュニケーションで決めていただきました。私にとっても林さんにとってもスムーズだったと思います。


popIn 吉岡真宏 氏

来訪者の95%が新規ユーザー


――「popIn Discovery」によるコンテンツマーケティングは期待通りの成果が出ていますか?

林:ウェブマガジンなどで作成した記事コンテンツを活用し、「popIn Discovery」でネイティブアドへの広告出稿を展開しています。狙いはブランド認知の拡大、新規顧客の獲得です。「popIn Discovery」では期待通りの成果が出ています。「popIn Discovery」経由の来訪者の新規率は95%と非常に高く、費用感としてはCPC(クリック課金)ですので納得感があります。来訪ユーザーはコンバージョンにもつながっています。コンバージョン率(CVR)の改善には「popIn Action」が効いていると思います。

吉岡:Google、Yahoo!、SNSなどのプラットフォームでは、ユーザー層をターゲティングした広告を出稿できますので、ニーズが顕在化しているユーザーの獲得には効果的です。反面、自分たちの想定している範囲のユーザーしか獲得できない側面もあります。「popIn Discovery」では新聞社や出版社など多種多様な900以上の媒体にネイティブアド(媒体のコンテンツに自然に溶け込む広告)を掲載できますので、潜在層へのリーチを獲得できます。例えばこれまで「UNDEFEATED」とは接点がなかったが、スニーカーに関心のあるユーザーの獲得が期待できます。

――運用で工夫している点はありますか?

林:当社では広告を内製化しており、工数をかけずにクイックにPDCAを回しています。「popIn Discovery」は代理店など挟まず、ダイレクトに出稿できますので、さらにサイクルが早くなります。ABテストを実施して効果が高い方のクリエイティブに寄せていくといった取り組みも短いスパンでできますので、効果を高めやすいと思います。

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