携帯電話の買取・販売、レンタルを行う携帯市場は4月3日、テレワークやリモートワークを行う企業を対象としたSIMフリーの中古スマホ、タブレット、中古ガラケーのレンタルサービス「テレワークスマホ」の提供を開始した。
新型コロナウイルスの影響により、リモートワーク・テレワークを導入する企業が急増する中、携帯市場神田本店における中古スマホのレンタルサービスのニーズが拡大している。これまでは毎月30台程度だった利用台数が、3月には約3倍の100台規模になったという。利用者からは「急すぎて法人携帯が足りない」「新たな回線を契約するのが手間、もったいない」といった声が寄せられている。
ネット環境さえあればウェブ会議ができるクラウド型テレビ会議システムの需要が急増したことから、「テレビ会議はスマホで良い」「自分のスマホでの利用は避けたい（セキュリティー面で心配）」といった新たな需要も高まっている。こうした声に応え、法人・企業の負担軽減に貢献するサービスとして、テレワーク用にメニュー開発した「テレワークスマホ」レンタルの本格的な開始に至ったとしている。
提供するスマホは、ルーターとしても利用できるようSIMフリーでテザリング可能なものや、Wi-Fi専用として利用可能なもの。また電話だけ利用したいといったニーズに応えるため、中古ガラケー（docomo端末）のレンタルも行う。
中古スマホは1日300円（税別）から、中古ガラケーは1日150円（税別）よりレンタル可能。「Wi－Fiでテレビ会議用として借りたい」といった需要にも対応するスマホ（SIMロック、au端末、softbank端末）は1日200円（税別）からの提供となる。在庫があれば即日対応も可能となっている。契約は携帯市場神田本店、店舗ウェブサイトで受け付ける。
「テレワークスマホ」 
