2020.04.10

オイシックスが「塚田農場」「串カツ田中」の食材販売 コロナに苦しむ飲食店を支援

「塚田農場」「串カツ田中」などの食材を「Oisix」で販売

オイシックス・ラ・大地は4月9日、食品宅配サービス「Oisix(オイシックス)」を通じ、新型コロナウィルスの影響により飲食店を休業せざるを得なくなった外食業への支援策を随時実施していくと発表した。

第1弾として4月15日より、エー・ピーカンパニーが運営する居酒屋チェーン「塚田農場」の食材を「Oisix」にて販売する。エー・ピーカンパニーは4月2日から、運営する飲食店を全店休業している。営業時に提供される予定だった食材の多くが行き場を失っているが、契約している生産者から届く食材の多くは、生育を止めることができない。こうした食材の流通を支援するため、今回の販売支援の実施に至ったとしている。

販売が予定されている商品は、「塚田農場」の人気商品である黒さつま鶏(地鶏)を使ったしゃぶしゃぶセットと正肉セット、店舗で日向夏のサワーとして提供してる宮崎産の日向夏。購入者は自宅でも「塚田農場」の味を楽しめる。


「塚田農場」の食材イメージ

今後、串カツ田中ホールディングスが運営する「串カツ田中」の人気メニュー食材、KURKKUが運営する体験型農場施設「KURKKU FIELDS」内の飲食店で使用予定だった食材も「Oisix」で販売する予定。さらに、その他の飲食店への支援企画も検討しているという。

外出自粛要請が続く中、毎日の食事がいつもと違ったメニューであるだけでも自宅で過ごす時間に変化が生まれると説明する。自宅で外食の雰囲気を楽しめる商品の販売により、消費者の「Stay Home」をサポートしたい考えだ。

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