2022.02.01

ECモール「Shopee」、日本の事業者の新規出店条件を緩和 最小5品から出店可能に

東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム「Shopee」の日本法人であるショッピージャパンは2月1日、日本の事業者が「Shopee」に出店し、「日本越境セラー」になるための新規出店条件の緩和を実施し、従来は10品必要だった新規出店条件を5品まで引き下げた。新規出店のハードルを下げ、幅広い事業者へのサービス提供を図る。

ショッピージャパンは、日本の事業者に向け「Shopee」を活用した越境ECが可能な日本越境ECサービスを提供しており、このほど新規出店の条件の1つである最低商品の出品数を10点から5点に引き下げた。これにより2月1日からの新規出店要件は、アカウント申請から30日以内に5商品ページ以上の出品、現地倉庫ではなく日本から現地購入者への直送、受注から48時間以内の発送(台湾のみ72時間以内の発送/プレオーダーの設定で延長可)、英語でのカスタマー対応(日本語ガイド・セラー向けサポート体制あり)の4つとなった。

最低の出品数が引き下がったことで、「Shopee」に新規出店する際のハードルが大幅に軽減され、多くのセラーにとって新たな可能性が広がったとし、商品の種類が限られている小規模なビジネスを運営しているセラーや、東南アジア・台湾市場で日本商品のテストマーケティングを実施したいセラーなど、幅広い事業者に向けより良いソリューションの提供を目指す考えを示した。

ショッピージャパンには、商品が10点未満でも「Shopee」での販売を希望するセラーから多くの要望が寄せられていたとし、今回の緩和により、より多くの日本の事業者に対して、東南アジアや台湾への販路拡大の機会を提供したいとしている。


「Shopee」
https://shopee.jp/




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