2022.01.17

花のサブスク「ブルーミー」、21億円を調達 事業拡張見据え、社名を「ユーザーライク」に変更

花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を運営するユーザーライクは1月14日、第三者割当増資によって、総額21億円の資金調達を実施した。調達した資金は、更なる顧客拡大、プロダクト体験の強化などに活用する。また、同社は、花以外のカテゴリーへの事業拡張を見据え、2022年1月1日にCrunch Styleからユーザーライクへと社名変更を行った。

花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」は、「ユーザー起点」の常に顧客から考える事業運営により、今まで花を飾ることのない層を取り込み、会員数10万世帯を突破。花の累計出荷本数は1200万本以上の日本最大級の花のサブスクサービスとして急成長している。流通規模が増加していく中で、市場や生産者など、花の生産から販売までの流通に関わる上流から下流までのステークホルダーと共創可能な関係構築に至ったとし、通常では値が付きづらく廃棄される場合もある「規格外の花」を、市場と連携し生産者から適正価格で買い取るなど、業界全体への貢献に繋がるサスティナブルな仕組み作りを積極的に推進している。

このほど、ジャフコ グループなどへの第三者割当増資によって、総額21億円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は40.3億円に達した。今回の調達資金により、更なる顧客拡大、プロダクト体験の強化、サスティナブルな仕組み作りの推進強化、toBやギフト事業の本格化を目指すとしている。

なお同社は、新たな企業ミッションである「ユーザーさんの、うれしいを創る」を体現すべく、花以外のカテゴリーへの事業拡張を見据え、1月1日に社名変更を行っており、旧社名Crunch Styleから新社名ユーザーライクへと変更した。



1月25日には、ユーザーライクの創業からの軌跡と、資金調達の背景、今後の事業戦略及び、組織創りについて、同社代表の武井亮太氏が語るイベントを開催する。


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