2021.11.16

食の複合施設「GOOD EAT VILLAGE」を代々木上原にオープン コミュニティ型ECサイト「GOOD EAT CLUB」と連動

食のコミュニティ型EC「GOOD EAT CLUB」を運営するグッドイートカンパニーと、カフェの企画・運営や商業施設等のプロデュースを手掛けるカフェ・カンパニーは11月10日、共同で推進する「オンラインとオフラインを融合した食のエコシステムを構築し、日本中の『GOOD EAT = 愛すべき食』を未来につなぐ活動」において、オフライン拠点である「GOOD EAT VILLAGE(グッド・イート・ヴィレッジ)」を東京の代々木上原にグランドオープンした。オンラインとオフラインを融合した体験を提供する。

このほどグランドオープンした「GOOD EAT VILLAGE」は、食のコミュニティ型EC「GOOD EAT CLUB」と連動し、食と人、知恵、技術、文化、アート、音楽、遊びが出会うことで醸成される「おいしい未来」を創造し、発信する拠点を目指した施設。同時にオープンしたカフェ&マーケット「PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara」、「GOOD EAT CLUB」公式ショップ、食のコミュニティ&研究所「おいしい未来研究所」など、施設内にはカフェ、物販スペース、製造許可付きキッチン併設のファクトリー&コワーキングスペース、食を探求するコミュニティ&研究所などの複数の機能を備え、オンラインとオフラインを融合させた体験を提供する。

1Fのカフェ&マーケット「PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara」では、「GOOD EAT CLUB」で販売している商品をアレンジした店舗限定メニューを楽しむことができる。また、気になった商品は、その場でQRコードを読み取り、「GOOD EAT CLUB」のオンラインショップで購入することも可能だ。同じく1Fの「GOOD EAT CLUB」初のリアル店舗「GOOD EAT CLUB SHOP」では、オンラインショップに掲載されている商品やカフェ&マーケット「PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara」で提供されるメニューに使用する商品の一部を、実際に手に取り、購入することができる。

地下1Fに新設する製造許可があるキッチンを併設するファクトリーは、食を楽しみ、食でビジネスを生む人々の仕事場&実験室、イベントや撮影の会場として利用することができる。ここで企画・開発された新商品は、カフェ&マーケット「PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara」で提供する他、「GOOD EAT CLUB」と連携してオンラインでの販売も予定している(詳細公開は2022年2月頃予定)。

食業界の慣例として、小売店では製造日から賞味期限までの期間の残り3分の1を過ぎると、それ以上は販売しないという「3分の1ルール」が存在し、賞味期限まで多くの日数を残すにも関わらず多くの食品を廃棄している現状がある。これに対して「GOOD EAT CLUB」では、「GOOD EAT VILLAGE」をはじめ、カフェ・カンパニーが運営する飲食店にてメニューとして活用する仕組みを構築し、食品ロスを削減する取り組みも開始した。

地下1Fを拠点に活動を開始する、日本のおいしい文化・技術・知恵を知的資産として未来につなぐコミュニティ&研究所「おいしい未来研究所」では、「GOOD EAT CLUB」に出店するパートナー店舗や「Tabebito」をはじめ、食を愛する様々な分野の人々との定期的なトークショーやワークショップなどのイベント開催、SNSなどオンライン発信を通じて、日本の「おいしい」を知的資産として顕在化し、継承していくとしている。



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