『Google』が定めている理念とは?
Googleが創設から数年後に策定された「Googleが掲げる10の事実」をご存知ですか?
一部ですが、ご紹介させていただきます。
1)ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
ユーザーの利便性を追求することで、自ずと利用者が増えているGoogle。
高いデザイン性と豊富なアプリは、利便性も高く“もっとこうなればいいのに”といった不満を抱かせないようにGoogleが目指しています。
6)悪事を働かなくてもお金は稼げる。
Googleは、検索テクノロジーを提供したり、Googleのサイトやその他のウェブサイトに有料広告を掲載することで収益を得ている会社ですが、Googleはしっかりとその先にいるユーザーのことを考え、悪徳な広告やユーザーの利便性を阻害する広告を許可していません。
信頼を失ってまで、短期的に収益が増加しても意味がないとも考えているそうです。
7)世の中にはまだまだ情報があふれている。
情報社会と呼ばれて久しい昨今、情報の精査も必要ですが、Googleでは、日々研究者たちによって世界中のあらゆる情報を検索ユーザーに提供するための開発が続けられています。
引用元:『Googleが掲げる10の事実』より
https://about.google/philosophy/?hl=jaここではご紹介しきれていませんが、Googleが掲げている10の事実に沿い
・ユーザーは、誰なのか?
・どのような悩みを抱えていて何を知りたいのか、何を得たいのか?
・何を出来るようになりたいのか?
・何を与えれば解決に近づけるのか?
以上のようにユーザーに焦点をあてて、寄り添うことがWEBサイトやコンテンツの作成において重要になります。
『YMYL』と『Google』の理念>SEO対策……!?
◇Googleは“ユーザーファースト”
Googleは、『Googleが掲げる10の事実』に基づき、ユーザーを大切にしているページを評価してくれます。
◇守るべき、もう一つのポイント
守るべきことに、『YMYL』というトピックがあります。
YMYLがどういうものかというと、Your Money (or) Your Lifeの略で、直訳すると、「あなたのお金やあなたの人生」です。
その言葉のままですが、ユーザーの金銭・人生に対して重大な影響を与える可能性があるトピック(ページ)を指します。
なぜ、こうしたことが必要なのかというと
・利便性の高い環境を提供すること
・間違った情報提供を行わないこと
ユーザーに対するGoogleの基本的な方針である以上のことが関わってきます。
新型コロナウイルスの感染拡大の際にも散見されましたが、問題の背景の一つには、信憑性のない医療情報を拡散していたキュレーションサイト「WELQ」の存在があります。医療情報というユーザーの人生や健康に影響を及ぼしかねないこうしたサイトの存在に一石が投じられたことにより、特に健康に関する内容で、検索順位を決めるアルゴリズムにおいてYMYLの重要性が上がることとなりました。
ユーザーに不利益を負わせないGoogleの姿勢が検索順位にも表れており、YMYLはもちろん、他のトピックでも情報をアップデートしていくことも欠かせません。
また、YMYLは、健康においてだけでなく、おもに、以下の5つのジャンルにも該当しますので要チェックが必要です!
【該当するジャンル】
・ショッピング、金銭取引を扱うページ
・年金や保険、ローンなどの金融情報を取り扱うページ
・健康や病気など、医療情報を取り扱うページ
・裁判や法的文書の作成など法律に関する情報を扱うページ
・災害や政策などのニュース記事や国や市町村などの公的情報を扱うページ
その他にもYMYLに関わるとされる情報が掲載され、上記のように具体的なジャンルに該当しない場合でもYMYLに関する情報だと判断されるページもあります。