2021.08.15

ファッションECアプリ「nugu」、開設8カ月で月間売上高1.5億円突破 日本初のインフルエンサーモール

medicarelabsが2020年10月に開設したファッションECアプリ「nugu」はこのほど、月間売上高が1億5000万円を突破した。立ち上げから8カ月で月間売上高は10倍に成長している。

「nugu」は日本初のインフルエンサーを基盤としたファッションショッピングアプリとして誕生した。2020年10月にスマホアプリの提供を開始し、8カ月間でアプリの累計ダウンロード数20万件を超えている。

「nugu」はコロナ禍に、MAU(月間アクティブユーザー数)が150万、累計商品数2万個、累計注文数20万個、累計顧客レビュー数5万という実績を達成した。国内のショッピングアプリのランキングでは、マーケティングコストをかけることなく50位台を維持している。


ショッピングアプリのランキングでは50位台を維持

「nugu」は日本のファッションインフルエンサーと直接契約し、ファッションコンテンツを制作、商品を販売する形態で事業を運営している。「nugu」と契約したインフルエンサーは、ブランドディレクターを務め、日本国内で韓国・東大門のファッションアイテムをセレクトし販売することができ、「nugu」は運営、マーケティング、フルフィルメント、CSなどの全般的な業務を支援している。現在、ブランドディレクターの累計数は50人強であり、各ブランドディレクターのインスタグラムは約3〜15万のフォロワーを抱えている。「nugu」の公式インスタグラムのフォロワー数は19万人を超えている。


「nugu」公式インスタグラム

「nugu」は韓国・東大門の商品のグローバル化を目指し、日本のインフルエンサーを起用したマーケティング手法で日本進出を図った。日本国内において韓国文化への関心は高まっており、新たな韓流ブームを通じた韓国ファッション、ビューティー、ライフスタイルに多く関心が寄せられていることも「nugu」の成長理由の一つ。

「nugu」は2022年までに契約インフルエンサーを1000人まで増やし、東大門のフルフィルメントセンターの拡大と開発チームの拡充で、ファッションとテクノロジーを併せ持つファッショノロジー企業として日本のファッションEC業界においてイノベーションを起こしていく考えだ。



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