【こだわり商品開発】 アメイズプラス「長息パイプ」、室内運動で人気集める健康グッズ

ヘルスケア商品や寝具などのEC事業を手掛けるアメイズプラスは、2019年11月に販売した健康グッズ「長息パイプ」の販売が好調だ。2020年2月度の売上高は、2020年1月と比べ約2.7倍に伸長している。

売り上げが伸びているのは、新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務する家庭が増えている背景もある。家の中で、気軽にトレーニングできる商品としての認知が広がっているとしている。

長息パイプは、ボールを吹きながらトレーニングが行える健康グッズ。吹くボールはライト、ミドル、ヘビーと3種類を用意している。ライトは、心肺機能の向上に役立ち、ミドルは腹筋の強化に役立てるようにしている。息を吹く口頭の先端が外せるタイプで、洗って衛生的に使えるようになっている。


「長息パイプ」

商品のサイズや形状、デザインを含め、商品の開発から販売まで、約2年を要したという。長息パイプは、駄菓子屋などにあったボールを宙に浮かして遊ぶ「吹き上げパイプ」を健康グッズにリメイクした商品だ。

2019年11月に販売した際は、60歳以上の高齢者向けに販売が伸びていた商品だった。最近は、主婦向けに販売が伸びたほか、家庭内の子どもも利用しているという。

すでに初回で出荷した3000個は完売。工場をフル稼働しても生産が追い付かず、現在は2カ月待ちの状態となっている。