【コロナ対応】飯坂冨士商店、物産展中止を受けてEC強化 動画で商品の魅力を発信

海産物の卸販売を行う飯坂冨士商店は3月16日、小樽の春ニシンのぬか漬けのネット販売を開始した。商品の魅力を動画で紹介している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、出店予定だった多くの北海道物産展が中止になったことを受け、ネット販売を強化する機会捉えて積極的に展開している。

3月と4月で出店が決まっていた5つの物産展全てが中止・延期となり、業績への影響が出ていたという。小樽では春ニシンの美味しい時期となったが、物産展では販売できないことから、ECの積極展開を決断。商品の魅力を動画を通じて詳しく紹介する取り組みも開始した。海外産のニシンが多く出回る中、小樽前浜産にこだわり、その中でも「一番手」と呼ばれる上質な素材を厳選して使い、甘口に仕上げることで幅広い層に食べやすい商品にした。


小樽前浜産春ニシンの一番手 

消費者と直に対話できることがメリットの物産展に対し、オンラインでの商品紹介の利点は商品のストーリーを詳しく伝えることができる点であるとし、商品へのこだわりや魅力を発信する。

商品の販売に伴い、LINEの友達登録を行った人に、春ニシンのぬか漬けの購入時に使える500円割引クーポンの提供も行っている。


【動画「小樽前浜春ニシン一番手のぬか漬け紹介～仕入れから実食まで～」】 



「飯坂富士商店」