2020.03.19

ストリーム、20年1月期 営業利益1.6億円 大型家電・PCの売上伸長

家電ECを手掛けるストリームが3月13日に発表した20年1月期連結決算によると、営業利益は前期比830.7%増の1億6200万円だった。消費増税前の駆け込み需要で、大型家電やパソコン(PC)の売り上げが伸長。自社サイトにおける白物家電の販売増加で利益率向上が増益に寄与した。

インターネット通販事業における売上高は、同5.7%増の208億9600万円、営業利益は2億600万円(前年同期は9000万円の損失)だった。家電の売上高は、同10.0%増の108億7300万円。「19年9月度の売上高は前年同月比の5倍」(広報)としており、19年10月の消費増税に伴う駆け込み需要と、その時期に合わせた各店舗でのセール施策が増収をけん引した。

「Windows7」のサポート終了に伴う買い替え需要もあり、PCの売上高も同31.1%増の22億2000万円に増加した。自社サイト「ECカレント」では、Web接客ツールを活用した納期の案内や大型商品設置サービスが好評。冷蔵庫など大型家電の売り上げが伸長した。

前期に行った滞留在庫処分や、子会社合併に伴う特別損失といった特殊要因がなかったことも、業績改善の一因となった。

連結売上高は同3.5%増の234億906万円。経常利益は同2277.2%増の1億4370万円。当期純利益は7105万円(同1億2048万円の純損失)だった。


「ECカレント」

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