2021.03.21

エンファクトリー、墨田区とものづくり支援で連携 特設ECサイト「すみだモダン」を開設

エンファクトリーは3月17日、オンラインセレクトショップ「STYLE STORE(スタイルストア)」において墨田区と連携し、“墨田区のものづくり”に特化した特設サイト「すみだモダン×スタイルストア」をオープンした。すみだ地域ブランド戦略を推進し、区内事業者のWeb上の販路拡大を支援する。

「STYLE STORE」は、日本や世界の「つくり手」がこだわりと愛をもって作った製品をストア専属バイヤーがセレクトし、生産者や背景のストーリーを含めて紹介するオンラインセレクトショップ。つくり手の「愛のある商品」だけを届けたいという想い、そして商品の魅力を「つかい手」に届けるために、つくり手の想いの代弁者として、取り扱う商品の撮影、商品ページ、インタビュー記事を一つ一つ丁寧に制作している。

単にものを届けるだけでなく、これまで佐賀県や台東区との連携、にいがた産業創造機構との継続的な協力、全国のものづくり産地活性サイト運営など、地域のつくり手を支援する活動にも取り組んできた。こうした姿勢が今回の墨田区との連携に繋がり、“墨田区のものづくり”に特化したページ「すみだモダン×スタイルストア」の開設に至ったとしている。

墨田区は、2010年から推進している「ものづくり」を通じ、地域のブランド力を向上し、産業の活性化を図る取組み「すみだ地域ブランド戦略」において、すみだらしい付加価値の高い商品を「すみだモダン」というブランド名で認証し、すみだ地域ブランド推進協議会とともに広く国内外にPRしている。両者は「すみだモダン×スタイルストア」を通じて、すみだ地域ブランド戦略の推進、区内事業者のWEB上の販路拡大を支援、区内事業者に対する顧客の多様な購買機会の創出を目指す。

「すみだモダン×スタイルストア」特設サイトでは、「STYLE STORE」のこれまでのノウハウを活かしながら、墨田区内事業者へのインタビュー、「すみだモダン」認証商品の詳細ページなど、作り手の想いや現場の空気感等、商品の真の価値を伝えるコンテンツを展開する。その他、すみだモダン認証商品の販売などを行う産業支援施設「SHOP&WORKSHOP すみずみ」や、墨田区内のメーカーと世界で活躍するデザイナーとのコラボレーションにより商品の開発を目指すプロジェクト「SUMIDACONTEMPORARY」サイトの紹介など、多方面から墨田区のものづくりの魅力を伝えていく予定だという。デジタルの強みを活かし、すみだのものづくりを全国に知ってもらう契機となるよう、「すみだモダン×スタイルストア」を運営していく考えを示した。


「すみだ地域ブランド推進協議会」の理事

「STYLE STORE」は、これからも全国の「つくり手」のこだわりと愛があるものを、オンラインを通して「つかい手」へ広め伝えていくことで、さまざまな地域の自律的で持続的な社会づくりを支援していくとしている。


「すみだモダン×スタイルストア」
https://stylestore.jp/s/sumidamodern/

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