2021.01.02

ユーザーの8割がインフルエンサーを参考にショッピング!?コロナ禍で成長する食品ECの最先端【第14回 ozie柳田敏正の「ECの未来 裏話」】

今回のゲストは「おとりよせネット」を運営するアイランドの粟飯原社長

今回のゲスト:おとりよせネット 粟飯原理咲社長


「ECの未来」へようこそ。今回の「ECの未来」に登場したゲストは、食品のECサイト「おとりよせネット」を運営するアイランドの粟飯原理咲社長です。粟飯原さんは、動画の前半で、自身の視点を入れつつ、コロナ禍の食品ECの現況をわかりやすく説明してくれています。後半では、アイランドが運営する料理インフルエンサーのコミュニティーサイトの話をしてくれました。


コロナ禍において、アイランドが運営するおとりよせネットの5月の売り上げ実績は、前年同月比で8.6倍と、驚異的な伸びを見せたそうです。食品のECが、巣ごもり需要といかにマッチしているかが分かります。

粟飯原さんと対談して思ったことは、ジェンダーレスになりつつある世の中で、この言い方はよくないのかもしれませんがいい意味で、「女性ならではの視点」を備えており、世の中を俯瞰して見ているということでした。すごく共感しました。

粟飯原さんが語られる、アイランドの、インフルエンサーについての取り組みの話は、まさにコロナ禍を予想して仕掛けたかのように、時代にフィットしていると感じました。アイランドが運営しているサイトでは、コロナ禍でも、ユーザーの80%が、インフルエンサーがお薦めする商品を買っているのだそうです。インフルエンサーが料理をする様子をライブ配信すると、平均で数万人が視聴するということです。今後は、一般のクリエイターが、ユーザーから応援を受けながら、好きなコンテンツを作って投稿していく時代に、さらになっていくだろうと、粟飯原さんは予想しています。粟飯原さんは、食の分野でも、企業がインフルエンサーをマーケッターにして、商品開発を行っていく時代になると話していました。

粟飯原さんは、自分たちの感性を信じ、「こうなるであろう」「こうやりたい」ということを、愚直にやり続けてこられたからこそ、ブレイクしているのだと感じます。コロナという時代背景も後押ししたのでしょう。前回のパルコの林氏の話にも共通することですが、新しいことでも、コツコツやり続けることの大切さを改めて感じました。


エピソード59はこちら▶▶ https://www.youtube.com/watch?v=i-uCj4KpVIE





動画メディア「ECの未来」とは・・・ワイシャツのECサイト「ozie(オジエ)」を運営する柳田敏正社長がMCを務める、対談形式のラジオ風動画メディア。毎回、ネットショップの店長やECのコンサルタントをゲストに迎え、柳田氏がゲストの独自の取り組みについて掘り下げている。

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