京王百貨店、オリジナルギフトサイト「てのひらギフト」を開設 カジュアルギフトそろえ、LINEギフトにも出品

京王百貨店は9月25日、オリジナルギフトサイト「てのひらギフト」を自社HP上に開設する。LINEギフトにも出店し、百貨店ユーザー以外との接点拡大も図る。

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「てのひらギフト」は、カジュアルギフトのニーズが拡大していることを受け、「てのひらサイズ」のギフトに特化した販売サイト。30～40歳代のワーキングマザーを対象に、手ごろな価格の商品を専任バイヤーがセレクトする。誕生月ごとのおすすめギフトや、ハンド・ボディケアグッズなどのコスメ、アクセサリー、雑貨類まで、季節感のある商品を順次拡大していく。ECサイト専用の倉庫で商品を管理することで即日出荷にも対応する。


手のひらに収まるサイズのカジュアルギフトをラインアップ

もともと京王百貨店ECサイトの売り上げの大半は、中元・歳暮などのギフト商品。百貨店の強みである「ギフト」と「EC」は相性が良く、コロナ禍でその傾向がより顕著になっている。これまで得意としてきたフォーマルギフトに加え、新たな領域であるカジュアルギフトに参入した。

グループ会社で「アンジェweb shop」を運営するセレクチャーと協業し、既存サイトとは異なる手法で作り上げる新規サイトは、独自に商品を買い付け、LINEギフトにも出店する。ニューノーマルで「顧客が店に来られない」のであれば「こちらから顧客に近づいていく」という百貨店としての新たな試みでもある。


「てのひらギフト」
https://shop.keionet.com/cp.html?fkey=tenohira_gift