2020.08.07

ギフティ、「eギフト」でブランドの顧客ロイヤリティを高める新サービス 導入一号はアイスクリームの「サーティワン サブスク」

eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティは7月21日、飲食・流通・小売事業者を対象に、eギフトを活用した定額課金システムなどを提供する新サービス「giftee Loyalty Platform」(ギフティ ロイヤリティ プラットフォーム)を開始した。eギフトの活用によるブランドの顧客ロイヤリティ向上への貢献を目指す。

「giftee Loyalty Platform」は、eギフトを活用し、ブランドの既存顧客のロイヤリティ向上に貢献する仕組みを提供するサービスで、ブランドのアプリやeギフト販売ページの他、ブランドのキャンペーンページ等さまざまなユーザーインターフェイスに組み込むことが可能。サービス開始時点は、eギフトを活用した「サブスクリプション」「回数券」「定期券」など既存顧客向けに自家需要を喚起する機能と、関連した顧客行動分析レポートのの提供からスタートし、今後段階的に追加機能をローンチする予定としている。



これまで同社が飲食・流通・小売事業者向けに提供していたeギフトサービスは、新規顧客の獲得や休眠顧客の掘り起こしに有効な仕組みとして導入されていたという。一方、「giftee Loyalty Platform」は、顧客の特定の行動や属性にあわせてeギフトを活用したマーケティング施策を企画・展開できるため、既存顧客のファン化を促すことが可能だという。また、コロナ禍におけるブランドの新たな収益モデルとして、売上予測の立ちやすい継続課金を実現する仕組みとしても活用できるとしている。

一方、顧客にとっては、ブランドから特別なプランやお得な情報が届き、プレミアム感のあるサービスを受けることができるというメリットがある。アプリやWEBページ内の各種eギフトにはスマートフォンからアクセスできるため、比較的利用期間が長いチケットも紛失の心配がなく、店舗での利用もスムーズな利便性の高いサービスとして利用できるとしている。

初の導入案件として、B-Rサーティワン アイスクリームが7月21日より開始したアイスクリームの定額サービス「サーティワン サブスク」に採用されており、アイスクリームと交換できるギフト券を用いた「31日間毎日サーティワンチャレンジ」および、「今月のおすすめフレーバー(Flavor of The Month)を楽しもう!サブスクリプション」にて活用されているという。



「giftee Loyalty Platform」の提供は、ギフティが推進する成長戦略の一環であり、eギフトプラットフォームおよびeギフトの流通額を拡大し、プラットフォームの利用価値を高めるとともに、収益の多様化を図ることを目的として設計したサービスだという。ギフティはeギフトを活用したブランドの顧客ロイヤリティ向上に貢献を図るとともに、eギフトの一層の普及に努める考えを示した。


ギフティ
http://giftee.co.jp

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