ポケトーク、5年ぶりの新機種発売 新CMには大泉洋を起用

ポケトークは10月17日、「ポケトーク」の約5年ぶりとなる新機種「ポケトークS2」を発売した。従来機種に比べ、通信可能な国と地域が拡大。セキュリティー面も強化されているという。
　
AI通訳機「ポケトーク」シリーズは2017年の発売後、変化するニーズに合わせたモデルを発売していた。今回の「ポケトークS2」は、「よりスムーズなコミュニケーション」「より安心して使える」を目指した次世代機で、約5年ぶりの新機種となっている。
　
「ポケトーク」は、ボタンを押して話すという簡単な操作で、手軽に多言語での会話ができる。テキストで表示される翻訳結果を話し相手に見せて対応することもできるという。近年のインバウンド需要の増加により、需要が急速に拡大しているという。
　
新機種では、「よりスムーズなコミュニケーションの実現」として、双方向自動翻訳機能を搭載。あらかじめ選んだ2つの言語のうち、どちらの言語を話したかを自動で判別し、翻訳するという。


▲AI通訳機 「ポケトークS2」

新機種は、74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストのみに翻訳できる。従来機種に比べ、通信可能な国と地域が約30カ所増えており、世界170以上の国と地域で通信可能となっている。



新機種では、端末の一括管理ができる「ポケトークアナリティクス」との連携を強め、セキュリティー面を強化。翻訳した個人情報や機密情報といった会話の履歴を、保護することもできるとしている。個人だけでなく、企業や団体、自治体でも導入しやすくなっているという。


▲大泉洋を起用

新CMには、俳優の大泉洋を起用。11月1日から、テレビでの放映を開始するという。価格は税込3万6300円となっている。