2024.10.22

EC業務特化型スキルマーケット「EC WITH」発表 2000円から支援、緊急業務にも対応

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ECソリューション事業を手がけるワンプルーフは10月17日、ECプロ人材特化型のクラウドソーシングサービス、EC専門スキルマーケット「EC WITH」をリリースした。EC運営支援ノウハウを生かしたマネージドマーケットプレイスにより、EC事業者の売上利益増を支援する。

ワンプルーフが提供を開始した「EC WITH」はECに特化したスキルを保有するEC支援会社、ECワーカーがサービス・スキルを販売し、ECサイト運営事業者のリソース不足を補うEC特化型スキルマーケット。スキルカテゴリはEC業務に特化しており、アイコンでオンラインステータスを確認できるため、「明日までにLPを作成してほしい」などの緊急度の高い場面で、オンライン状態のワーカーに相談することができる。

これまで2000社を超えるEC事業者の支援を行ってきたワンプルーフの最大の特長は、クライアントの目標や目指すべきEC事業のあり方に合わせて必要な支援業務をカスタマイズし、最適なサービスを提供できることにあり、柔軟なEC業務支援での実績を重ねる中で、商品ジャンル、利用ツール、出店プラットフォーム上の仕様やルール、ロジックへの理解を深め、ASPや在庫連携などのフルフィルメント領域の業務にも対応できる知見とノウハウを蓄積してきた。これらの知見を活かし、EC業界の中でニーズの多い業務メニューをカテゴリ化したEC専門スキルマーケット「EC WITH」を開発した。

ECサイトは24時間いつでも商品を販売でき、有効な施策を打てば打つほど売り上げを伸ばすせる特性がある。一方で、「楽手市場」や「Yahoo!ショッピング」「Amazon」などのECショッピングモールにおいて頻繁に開催されるセールやイベントの準備、自社ECサイト企画や施策実行、LINEなどのSNS運用、顧客対応などの多岐にわたる業務にリソースを必要とするケースが多く、多くのEC事業者は販売フロント領域とバックヤード領域を兼務する中で、EC人材不足、リソース不足という課題を抱えている。

経済産業省の「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2023年の日本国内のBtoB EC市場規模は465.2兆円(前年420.2兆円)、BtoC EC市場規模は24.8兆円(前年22.7兆円)と年々拡大しており、販促業務やマーケティング、システム開発、CRM、AI、RPAなどの専門知識を有するワンプルーフのようなEC支援企業、ECプロ人材も増加している。

「EC WITH」には、支援側であるワーカーの品質指標となるランク制度を設けている。リリース時にはその指標がないため、リリースから一定期間限定で、ワンプルーフが過去に取引・提携を行った支援企業、ECのプロ人材の中で、高水準の能力・実績を有する20社ほどにプラチナ認定を付与し、品質水準のベースとしている。また、ワンプルーフ自身も出品者となり、ワーカー最上位ランクであるプラチナ認定取得者、取得支援会社へのアドバイスや評価を行い、品質を担保していくとしている。

ワンプルーフは、長きにわたって「売上利益増」を実現したいEC事業者の業務を支援してきた。得意とするECモール運営領域の支援から、ECフルフィルメントまで幅広いEC支援サービスラインナップを用意しているが、中には予算や専門性の都合でサポートできなかったケースもあったとし、「EC WITH」では、自社をはじめ、ECの知識経験を豊富に持つ支援会社やECのプロ人材が、2000円からサービス・スキルを販売する。

必要な時に必要な仕事を依頼できる「EC WITH」を通じて、ネットショップ運営者、EC事業者の売上利益の増加に貢献を目指す考えを示した。

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