2024.10.17

中古車越境ECのビィ・フォアード、売上高8.9%増の1180億円に 販売台数は20%以上増加

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中古自動車の越境ECを展開するビィ・フォアードの2024年6月期の売上高は、前期比8.9%増の1180億8322万円だった。同社では上場を見据え、2024年6月期から会計基準を変更している。従来の会計基準では、約30%の増収となっているという。
 
2023年6月期の売上高は、前期比33%増の1084億3040万円と、過去最高を記録していた。2024年6月期も、会計基準変更の影響を受ける中ではあったが、過去最高売上高を更新した。
 
中古車の販売台数は、前期比20.7%増の15万6237台となった。
 
「各地域の通貨と円の為替変動により、売れる地域は日々変わってくる。前期(の好業績)は、売れた際に、搬送する船枠の確保がしっかりとできたことも大きかった」(山川博功社長)と話す。
 
上場については、「これまでと変わらず2027年の上場を目指している。会計基準の変更については、中古車のプラットフォームとして、売り上げの計上方法を一部変更した。その結果、売り上げの伸びは小さくなってしまった。だがまだ確定はしていないが、利益率が大きく変わってくるだろう」(同)と話している。

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