2020.07.08

サッポロビール、外食企業を応援するECサイトを8月開設 飲食店の店外収益創出に貢献

サッポロビールは7月7日、外食企業のECビジネスを応援する外食専門ECストア「#星に願いを」を8月6日(予定)にオープンすると発表した。サッポロビール公式SNS等での情報発信を通じた集客と購買促進により、飲食店の店外収益の創出に貢献する。

外食専門ECストア「#星に願いを」は、全国のサッポロビール取扱い飲食店から、自社でECサイトを運営している外食企業を対象に参加を募り、それぞれの店が出品する逸品を販売するもの。飲食店のECビジネスを活性化し、利用者の食卓へおいしい「外食体験」を提供するとし、約100社の出店を目指しているという。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、緊急事態宣言解除後も消費者の行動は変化し、外食企業は今なお不安定な環境にある。それに伴い外食企業も収益モデルの急速な変化が求められており、デリバリー、テイクアウト、ECビジネスなど、新たな店外収益の確保も急務となっている。しかしECビジネスに参入した外食企業の中には、収益を生み出すに至っていない事例も多いとし、ECビジネスの活性策が店外収益の拡大に向けたひとつの貢献になるとの考えを示した。

一方、消費者の行動変化においては、外食の楽しみ方が多様化していくことも予想されるとし、「“美味しいコト”で食卓に豊かさを」という想いのもと、ECビジネスの活性を通じて家庭と飲食店とをつなぐ架け橋となり、需要の創出を目指すとしている。

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