インターネット総合ショッピングモール「Qoo10(キューテン)」を運営するeBay Japanはこのほど、「Qoo10」での売り方について学べるプラットフォーム「Qoo10大学」において、韓国版のオンライン提供を開始した。日本語版への韓国からのアクセスの多さ、関心の高さに対応し、情報提供の強化を図った。
eBay Japanの運営する「Qoo10」は、ファッション・ビューティ・スポーツ・家電・モバイル・日用品・生活用品・食品・ベビー・エンタメ・eチケット等あらゆるジャンルにわたり、豊富な品ぞろえを誇るマーケットプレイス。セラー(売り手)は法人・個人を問わず、国内外から自由に商品を出品でき、バイヤー(買い手)は、安全かつ安心な環境で、お買い物を楽しむことができる。
このほど、「Qoo10」での売り方について学べるプラットフォーム「Qoo10大学」の韓国版の提供をオンラインで開始した。出店案内、出展事例の紹介、出店方法の説明、費用、サポート体制、ショップ運営ノウハウなどの動画と記事を提供する。
現在「Qoo10」には、国内外から約1万7850店が出店している。特に2017年からの第3次韓流ブームを受け、韓国コスメは年を追うごとに出店数、取り扱い数などが伸び続けており、近年は韓国ファッション、韓国フードなど商品のカテゴリーが拡大。「Qoo10」を足がかりに日本でのビジネスを視野に入れた企業の出店希望者が増加傾向にある。
「Qoo10」での売り方について学べる「Qoo10大学」はこれまで日本語版のみの提供だったが、韓国からのアクセスが非常に多く、「Qoo10大学」のコンテンツやYouTubeでのオフィシャル動画に関する関心の高さがうかがえたとし、韓国版の「Qoo10大学」を公開し、情報提供の強化に至ったとしている。
「Qoo10」は今後も、「Qoo10大学」の運営を通じて、より多くのECビジネスの拡大につながるようサポートを続けていく考えを示した。