2024.05.20

JF全漁連、通販サイト「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」に不正アクセス 個人情報漏えいか?!

全国漁業協同組合連合会は5月17日、通販サイト「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」において、第三者による不正アクセスによる顧客の個人情報漏えいの恐れがあると発表した。謝罪の意を表明するとともに、顧客へのクレジットカード利用明細の確認などを呼びかけた。

全国漁業協同組合連合会は、5月14日に警視庁より、通販サイト「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」のサイト内のプログラムの一部が不正に改ざんされていること、会員登録および購入者の個人情報の漏えい懸念があることについて連絡を受けたとし、同日サイトを停止。このほど、第三者による不正アクセスによる顧客の個人情報漏えいの恐れがあると発表した。

「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」サイトのシステムを第三者が不正アクセスのうえプログラムの一部を改ざんし、顧客の入力情報が不正に入手できるようにした疑いがあるとし、現在、警視庁への全面的な協力、ならびに第三者調査機関による調査を進めている。

情報漏洩の恐れがあるのは、2024年5月14日までの間、「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」において会員登録、または利用した人で、漏洩した恐れのある情報は、氏名、性別、生年月日、メールアドレス、郵便番号、住所、電話番号、カード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードとなる。

全国漁業協同組合連合会は、謝罪の意を表明するとともに、クレジットカードの利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか確認して欲しいと呼びかけた。身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、クレジットカードの裏面に記載のカード会社への問い合わせを案内している。

同会は、今回の事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえ、システムのセキュリティー対策、および監視体制の強化を行い再発防止を図っていく考えを示した。改修後のサイト再開日にいては、決定次第改めて発表するとしている。

今回の不正アクセスについては、監督官庁である農林水産省に報告を済ませており、警視庁の捜査にも全面的に協力していく考えを示した。




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