yutori、コスメブランド「minum」始動 ドラッグストア中心に

yutori（ユトリ）はこのほど、i.Dと協業し、ミニサイズのコスメを取り扱う新ブランドを始動した。使い切るのが難しいといわれるコスメ商品において、小さいサイズの商品を販売し、新規顧客獲得を目指す。ドラッグストアでも販売し、Z世代以外の顧客層からの購入も目指すという。
　
ミニサイズコスメ「minum（ミニュム）」は、多くの商品を500円台で販売している。リップ、グリッター、アイシャドウ、アイライナー、ファンデーションを手のひらに収まるサイズで販売している。


▲ミニサイズのコスメブランドを始動

i.Dがメーカーとして商品の生産や、ドラッグストアを中心とした卸の流通を担う。yutoriは商品の企画とプロモーションを担当する。卸売り上げの一定割合をレベニューシェアで収益分配をする契約を締結した。


▲店頭のディスプレイイメージ（左）、取扱店舗数の予定（右）

2024年3月13日から、全国のドラッグストアを中心に販売を開始した。同9月末までに全国約2300店舗での取り扱いを予定している。「アマゾン」「楽天市場」「Qoo10」のモールでも販売している。

ブランド始動に当たり、「minum」のイメージモデルとして俳優の齊藤なぎさを起用した。実写版「推しの子」などの出演が決定している、若者に人気のある著名人を活用し、「minum」ブランドの認知拡大に努めたい考えだ。