2024.04.20

楽天、家計管理アプリ「楽天家計簿」を本格提供 アプリ内での家計の一元管理を実現

楽天グループは4月17日、家計管理アプリ「楽天家計簿」の本格提供を開始した。iOS版の提供となり、Android版は今後の提供予定となっている。多彩なライフスタイルに応じた便利機能を提供し、より豊かな生活をサポートする。

楽天グループが提供を開始した「楽天家計簿」は、日々の暮らしにおけるお金の動きを可視化し、簡単に家計管理ができる、楽天会員向けの無料の家計管理アプリ。

「楽天カード」や「楽天銀行」をはじめとする各種クレジットカードや銀行口座を連携することで、クレジットカードの利用状況や銀行口座の残高などの情報をまとめて確認できる。インターネット・ショッピングモール「楽天市場」や、「楽天モバイル」など楽天グループが提供するサービスの支出を管理することも可能だ。

楽天グループ以外の1000以上のサービスとも連携が可能で、銀行口座に振り込まれる給与・賞与などの収入やクレジットカードの利用、ショッピングサイトや月々の携帯電話利用料金の支払いなどによる支出も一元的に管理できる。


▲「収支」画面(左)、「入出金」画面(中)、「口座/サービス」画面(右)

水道・光熱費、通信費などの固定費や、食費、日用品費などの変動費の支出を項目ごとに自動で分類し、家計全体の収支をひと目でわかるように表示する機能も備える。家計全体の支出を固定費と変動費に分けて可視化することで、必要以上の出費を抑えて効果的な資産管理を実現し、家計改善に貢献する。その他にも、普段の生活に役立つ節約術など家計管理のためのコンテンツや、ユーザーの志向に合わせた、楽天のさまざまなサービスに関するお得なキャンペーン情報を掲載する。

今後は、「新NISA制度」が開始し、個人の資産運用・管理への関心が高まっている背景において、楽天証券をはじめとした各社の証券口座などの資産運用口座と連携した金融資産の管理に関連する機能の追加や、より充実した有料プランの提供などを2024年中に順次予定している。ユーザーからの意見や要望を反映しながら、将来的にはAI技術を活用した、ユーザーにとってより使いやすいサービスの実現も目指している。

今回提供を開始したiOS版(利用料無料)以外に、Android版の提供も予定しているほか、2024年中に有料プランも提供予定としている。

楽天グループは「楽天家計簿」を通じ、ユーザーのライフスタイルに合わせた便利な機能を今後も提供し続け、より豊かな生活のサポートに取り組む考えを示した。




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