2024.04.18

楽天、調剤薬局予約アプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」提供 処方薬の迅速な受取が可能に

楽天グループ(楽天)は4月18日、処方せん医薬品(処方薬)を薬局で迅速に受け取ることができる調剤薬局予約アプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の提供を開始したと発表した。全国にある約2500店(2024年4月時点)の調剤薬局で、処方薬の迅速な受け取りが可能になる。

「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は、調剤薬局の検索から、処方薬の受け取り予約、処方せんの送付、オンライン決済まで、幅広い機能を搭載した、iOSとAndroid対応のスマートフォンアプリ。ユーザーは、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」を利用することで、必要な処方薬を希望する薬局で迅速に受け取ることができる。


▲「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」導入の調剤薬局例

調剤薬局は、処方せんを事前に受け付けることで余裕を持った調剤が可能になるとともに、オンライン決済によるレジ業務の簡易化などの効果も期待できる。アプリは、保険調剤と自由診療による調剤に対応しており、楽天会員は無料で利用することが可能だ。

ユーザーは、医療機関で薬を処方されたあと、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」上で現在地や地域名、薬局名から検索し、処方薬を受け取りたい薬局を選択する。薬局は、居住先や勤務地の周辺に加えて、通勤・通学途中、お出かけ先など、幅広い候補から生活スタイルにあわせて探すことができる。また、行きつけの薬局はお気に入り登録も可能。

選んだ薬局に、処方せんまたは電子処方せん引き換え番号が記載された控え用紙の画像を送付し、受取日時を選択することで、予約が完了する。処方薬の準備が完了すると、通知が届き、受け取りの詳細や支払予定金額が表示される。オンライン決済にも対応しているため、指定した日時に薬局を訪れるだけで、スムーズに処方薬を受け取ることができる。


▲「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」アプリ画面イメージ

調剤薬局による「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の導入は、パソコン1台で手軽に行うことが可能。処方せんを事前に受け取ることで、ユーザーを待たせることなく、調剤ならびに薬の受け渡し準備ができる。ユーザーがオンライン決済を選択している場合は、現場でのレジ業務も簡易に済ませることも可能だ。

将来的にはお薬手帳機能やオンライン服薬指導、処方薬の自宅配送等の機能を追加していくことで、薬局の業務をさらに効率化させ、ユーザーに寄り添った付加価値の高いサービスの提供を実現していく。アプリの提供開始にともない、楽天がこれまで提供していたウェブページからの処方薬受け取り予約サービス「ヨヤクスリ」は、2024年5月31日に終了する予定だ。


▲調剤薬局向け管理画面イメージ

今回、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の提供開始を記念して、「楽天ポイント」を進呈するキャンペーンを開始した。キャンペーンにエントリーしたうえで、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」アプリを利用して初めて処方薬を受け取ったあと、アンケートに回答すると、「楽天ポイント」200ポイントを進呈する。






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