2024.04.18

グランプリは「SHIPS」 イーコマース事業協会が「第16回 全国ネットショップグランプリ」を発表 

一般社団法人イーコマース事業協会は4月13日、優れたネットショップを表彰する「全国ネットショップグランプリ」の表彰式を開催した。グランプリには、衣類などを販売するセレクトショップ「SHIPS(シップス)」を運営するシップスが選ばれた。

第16回となる今回の「全国ネットショップグランプリ」は、2023年11月11日~2024年1月31日まで応募を受け付けた。合計で148店舗の応募があったという。

シップスをグランプリに選出した理由について、「優れている点として顧客に提供する情報提示の工夫が挙げられる。実店舗での情報提示と同様に、ECサイトでも個々の商品ページでの着用イメージ・スタイリングを紹介している。特筆すべきはカテゴリーや検索条件ごとに『スタイリング』を参照できる点だ。この機能により、顧客は自身の好みやチャレンジしたいスタイルに合った商品を直感的に選択できる。また、関連するスタイリングだけでなく動画まで検索できる点もすばらしいといえる。さらに、『スタイリング』の検索に身長条件が加えられている点も高く評価した。身長による着こなしの違いに対する顧客の悩みや欲求を解決し、満たす可能性がある。商品の検索条件に特定の実店舗の在庫を指定できる点も特筆すべきことだ。顧客はオンライン上で在庫を確認し、実店舗での試着申し込みができることから、オムニチャネル化が強力に推進されていることが窺える」(審査員)と説明する。


▲シップス 販売促進部 部長 萩原千春氏

グランプリでの表彰を受けてシップスは、「当社はECサイトだけではなく、全国に約70店舗の実店舗を運営している。特にコロナ禍でOMOを強化してきた。店舗受け取りだったり、店頭接客時に顧客が希望する商品が欠品していた場合でも、その場でECサイトでの注文を済ませると会計は店頭レジで完結する店頭決済サービスも開始した。顧客の利便性向上に合わせてさまざまなサービスを提供してきた」(販売促進部 部長 萩原千春氏)と話す。

「全国ネットショップグランプリ」の特別賞となる「日本ネット経済新聞賞」には、ガードナーの「ガードナーベルト」を選出した。


▲「日本ネット経済新聞賞」を受賞したガードナー 専務取締役 福山剣介氏(左)

「ネット担当者フォーラム賞」には Tshirt.stの「Tshirt.st」、「ECのミカタ賞」にはCHOYA shopsの「梅体験専門店『蝶矢』」、ECzine賞にはSEAMの「koyoi」を選出した。
 








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