フューチャーショップは4月4日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」において、テクノアが提供するWebデザインシミュレーター「i-DESIGNER(アイデザイナー)」との連携を開始した。これにより「futureshop」利用事業者は、商品のデザインやカラーなどを購入検討中の消費者が事前にシミュレーションできる環境を構築でき、購入の後押しやデザイン工数の削減に貢献する。
フューチャーショップの提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」は、サイトデザインのカスタマイズやコンテンツの更新がEC担当者により容易に行えるだけでなく、顧客のファン化を促進するための多彩な機能も有し、効果的なロイヤルティマーケティングを展開できるという特徴も備える。
このほど、スポーツウェアやオリジナルグッズなどのカスタムやデザインを行えるテクノア社のWebデザインシミュレーター「i-DESIGNER」との連携を開始した。これにより「futureshop」または「futureshop omni-channel」を利用するEC事業者は、自社のECサイトでWebデザインシミュレーターの提供が可能になる。
「i-DESIGNER」は、シリーズ導入実績100社以上の知見で、幅広い商材に対応するWebデザインシミュレーター。デザインやカラーなどの組み合わせをサイト利用者が自由にシミュレートでき、完成イメージをその場でビジュアル化するため、受注者はヒアリングや修正の必要がなく、時間やコストの削減につながる。
購入者は購入前に完成イメージを確認できるため、イメージの不一致による返品リスクを削減し、クレームを防止できる。「ベースと同じ色の画像は選択不可にする」など、製造できない組み合わせはシミュレーター上でも選択できないようにすることも可能だ。
シミュレーションの選択肢の追加や更新・削除は、管理画面から実行でき、急な仕様変更や廃番、顧客のニーズへの素早い対応が可能。頻度の高い更新もコストをかけず、効率よく運用できる。
フューチャーショップは、今後もEC支援事業者とのパートナーシップを強化し、Eコマース事業の成長のためにEC事業者と伴走する考えを示した。