2024.03.11

eBay、2023年の越境ECトレンド公開 「自動車パーツ」「デジタルカメラ」など高成長

世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」への出店を通じ、日本セラーの越境ECを支援するイーベイ・ジャパンは3月7日、2023年の年間(1~12月)に、日本セラーから出品されたアイテムの販売動向をランキング形式で発表した。ポストコロナでも「eBay」における日本からの販売は2桁成長を達成し、「真贋鑑定 配送サービス」日本センター設立、独自の配送サービス、多国展開など日本の成長に期待する投資が加速した。取引額首位はアパレルやアクセサリーなどのラグジュアリー商材が不動の人気を見せた。成長率1位は「自動車パーツ」、2位には「デジタルカメラ」がランクインした。

イーベイ・ジャパンは、2023年の「eBay」における日本からの越境EC取引に関するデータを「2023年間 越境ECレポート」として公開した。

カテゴリーランキングの「取引額TOP10」は、1位が「レディース アパレル&バッグ、ブランド小物」、2位が「時計・パーツ&アクセサリー」、3位が「アニメアート&キャラクターグッズ」だった。



1位の「レディース アパレル&バッグ ブランド小物」、2位の「時計・パーツ&アクセサリー」は前年から変わらず、ラグジュアリー商材が安定的にトップ2を占める結果となった。ブランドバッグについては、プロによる商品鑑定サービス「eBay真贋鑑定・配送サービス 日本センター」が2023年にオープンしたことも追い風になっているとし、同サービスは2024年内に全セラーへ対象を拡大する予定だ。

「取引額TOP10」のうち、前年同期比で大きく成長したカテゴリーの成長率ランキング「成長率TOP3」は、1位が「自動車パーツ」、2位が「デジタルカメラ」、3位がトレーディングカードだった。



前年3位だった「自動車パーツ」がさらに大きく成長を見せ1位を奪取した。。続く「デジタルカメラ」も2022年から着実に市場を拡大させている。「トレーディング」は2021年に取引が急拡大して以降は安定した市場となっていたが、再びトップ3に食いこむ成長をみせた。

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