サイト構築数は250超
SUPER STUDIO(スーパースタジオ)が提供するEC基幹システム「EC Force(イーシーフォース)」は、台頭するD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)で成功するための機能を備え、コンサルティングメニューまで用意することで導入企業を拡大している。サイト構築数は250を超え、導入企業の平均年商は2億円に達している。
「EC Force」は時流を捉えた迅速な開発力を武器に、CVR(転換率)やLTV(顧客がもたらす長期的な利益)を高める機能が充実している。
「アマゾンの『1クリック注文』のように、商品ページで購入者情報を入力して1クリックで注文を完了できる機能や、チャット型のEFOシステム『SMART DIALOG(スマートダイアログ)』などはCVRを高められると好評だ」(EC Force事業部・川崎真吾事業部長)と話す。
「SMART DIALOG」はフォームの内容を自由に編集できる点が好評だ。カートとシームレスに連携できるため、決済情報を外部に出さない点なども安心感があるという。
パーソナライズ機能も
D2Cブランドがアンケート診断に基づいて商品提案するサービスが人気を得ている背景もあり、アンケートに基づき、顧客に最適な商品を提案できるパーソナライズシステムの提供も予定している。
「パーソナライズサービスを導入したいという要望も増え、手軽に導入できる機能を開発している。このサービスにより、顧客に最適な商品を提案できるだけでなく、アンケートから顧客の趣向を把握でき、CRMなどに生かすこともできる」(同)と話す。
システム提供にとどまらず、D2C事業を成功に導くコンサルティングサービスも強みだ。製品開発から運用、マーケティングまで包括的にサポートできる。
「D2CやECの変化は速く、企業がやりたいことは増えている。マーケティングではアフィリエイトが落ち着きを見せ、リアルからの集客やLINEマーケティング、SNSコミュニティーなど集客手法も変化している。当社ではさまざまな企業のパートナーとして事業運営を支援しており、経験やノウハウを生かして成功に導くサービスを提供している」(共同創業者・真野勉氏)と話す。
システムやコンサルティングが評判を集めており、導入企業や広告代理店、ECソリューション企業などから紹介を受け、同社へ相談に来るケースも増えている。他社のシステムからの乗り換えも増えている。
「EC Force」【ECソリューションマップ2020〈ECサイト構築サービス編〉】特集ページ