2020.06.20

【ECソリューションマップ2020〈ECサイト構築サービス編〉】「Bカート」導入でDXを支援 600社の導入、豊富なAPI連携

Dai 鵜飼智史取締役

無料トライアル期間を延長


BtoB-EC専用カート「Bカート」を提供する、Daiは、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が拡大するのに伴い、アナログな受発注業務をEC化したいと考える企業からの問い合わせが増えている。これに伴い、6月30日まで「Bカート」の無料トライアル期間を60日間に延長した。

「Bカート」は、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービス。BtoB特有のさまざまな商習慣に標準対応している。カスタマイズが不要ですぐに利用できるのが強みで、さまざまな支援ツールとのAPI連携が豊富だ。

楽天市場の出店者から上場企業まで600社以上の導入実績がある。現在30万を超える事業者がBカートで発注を行っているという。稼働まで最短3日、月額9800円からスモールスタートすることができる。

65%の企業がテレワーク


このほどDaiが行ったアンケートでは、新型コロナウイルスへの対策として約65%の企業が「在宅勤務(テレワーク)」を導入。有効だった取り組みとして約60%の企業が「在宅勤務(テレワーク)に合わせた業務体制の構築」と回答したという。一方で、テレワークができない理由としては、「会社のFAXに注文が届く」「自社で出荷業務を行う」「紙ベースの請求業務」といった回答が見られた。

こうした課題についてDaiの鵜飼智史取締役は、「BtoB-ECを始めることでこうした課題は容易に解決することができる」と指摘。また、コロナ禍を契機に「顧客接点を強化しない企業は取引先から選ばれず淘汰(とうた)が進んでいくことを予想している。新しい生活様式が一般化する中で、変化に対応できない企業は遅かれ早かれ淘汰されていくだろう」と話す。

では、BtoB―ECを分かりやすく解説した書籍「BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020」を発刊したほか、オウンドメディア「bruu hacks(ブルーハックス)」も立ち上げた。政府が推し進める「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」がコロナ禍をきっかけに加速すると予想し、オンラインセミナーなどを通じて業務改善を目指す企業の支援を行う考えだ。


「Bカート」


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